□12月19日(木)
聖所から流れ出る川
エゼキエル書46:19-47:12(47:12)
日毎の糧
46章の後半は、神殿の西側にある場所を描いており、祭司たちがそこで代償のためのささげ物や罪のためのきよめのささげ物を調理しました。外庭の各隅には、民からのいけにえを煮るための調理場がありました。神殿は整然としていて機能的でした。民からのいけにえは君主が入る東向きの正面玄関から遠く離れた場所で調理されていたことがわかります。すべてをもって神様に栄光を帰し、神様を中心にしていました。新しい神殿においては、もう腐敗はなく、神の家が強盗の巣になることもありません。(マルコ11:15-17)
47章前半では、エゼキエルは神殿の敷居の下から水が流れ出ているのを見ました。その水がどんどんと増え、はじめは足首まででしたが、その水を渡っていくとひざにまで達し、さらに渡って行くと腰にまで達しました。もっと行くと、泳げるほどの水となり、渡ることの出来ない川となりました。エゼキエルが川の岸に沿って帰って来て見ると、川の両岸には非常に多くの木がありました。神様は、この川が流れて行くところでは,すべてのものが生きると言われました。即ち、あらゆる生物が生き、非常に多くの魚がいるようになり、漁師たちがそのほとりに立って網を引く場所となるのです。その川の水が入らない沢と沼は、水がよくならないで塩をとるのに使われますが、川の水が入るほとり、その両岸には、あらゆる果樹が生長し、その葉も枯れず、実も絶えることがなく、毎月、新しい実をつけます。その実は食物となり、その葉は薬となります。この川は、イエス様が下さる御霊の生ける水です(ヨハネ7:38,39)。御霊がおられるところでは命が生かされ、内にも外にも豊かな実が結ばれます。御霊は霊と肉において傷つき、病んでいる人々を癒してくださいます。御霊が働く所には驚くべき回復の御業が起こるようになります。
祈り:主よ、乾いた心に御霊を注いでくださり感謝します。御霊の御業によって、いのちの実が豊かになるように、助けてください。
一言:生ける水の川であられる御霊
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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