□12月22日(主日)
ひとりのみどりご
イザヤ書9:1-7(6) 聖誕特集
聖書本文
9:1 しかし、苦しみのあったところに闇がなくなる。
先にはゼブルンの地と
ナフタリの地は辱めを受けたが、
後には海沿いの道、ヨルダンの川向こう、
異邦の民のガリラヤは栄誉を受ける。
9:2 闇の中を歩んでいた民は
大きな光を見る。
死の陰の地に住んでいた者たちの上に
光が輝く。
9:3 あなたはその国民を増やし、
その喜びを増し加えられる。
彼らは、刈り入れ時に喜ぶように、
分捕り物を分けるときに楽しむように、
あなたの御前で喜ぶ。
9:4 あなたが、彼が負うくびきと
肩の杖、彼を追い立てる者のむちを、
ミディアンの日になされたように
打ち砕かれるからだ。
9:5 まことに、戦場で履いたすべての履き物、血にまみれた衣服は焼かれて、火の餌食となる。
9:6 ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。
ひとりの男の子が私たちに与えられる。
主権はその肩にあり、
その名は「不思議な助言者、力ある神、
永遠の父、平和の君」と呼ばれる。
9:7 その主権は増し加わり、その平和は限りなく、
ダビデの王座に就いて、その王国を治め、
さばきと正義によってこれを堅く立て、
これを支える。今よりとこしえまで。
万軍の【主】の熱心がこれを成し遂げる。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ゼブルンとナフタリ、北イスラエルはアッシリアの侵略を受け、民は移住させられ、また混血政策によりこの地方は民族の純粋さを失う辱めを受けました。この地方がユダの中でも蔑視されてきた理由はこれにあります。ガリラヤから何の良いものが出るだろうか(ヨハネ1:46)とまで言われるようになりました。しかし、イザヤは預言します。異邦の民のガリラヤは栄誉を受ける、闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る、死の影の地に住んでいた者たちの上に光が輝くと。イザヤの預言はキリストを指しています。イエス様が宣教を始められた時、ガリラヤのカペナウムはまさに辱めを受けた地でした。しかし、イエス様の栄光が臨まれたのです。
ヨハネはイエス様を光にたとえて証しした聖句が聖書にあります。イエス様はイザヤの預言の通りの光としてお生まれになりました。イザヤはこのお生まれになるイエス様をこう預言しています。「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。」今はゼブルンとナフタリは辱めを受けた場所かもしれません。しかし、イエス様の登場によって栄光の場所へと変わります。クリスマスにイエス様がお生まれになるということは、あなたにとっても同じことです。キリストを信じる人は栄光の人生になります。不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君であるイエス様があなたの人生を変えてくださいます。罪の闇から救い、光へと導いてくださいます。あなたの人生は闇ではなくキリストによって光となります。ひとりのみどりごがあなたを栄光に、素晴らしく変えてくださる約束、それがクリスマス、神様があなたに向けられたメッセージではないでしょうか。
祈り:私の人生を闇から光に、恥から栄光ある人生へと変えてくださる不思議な助言者イエス様のお誕生を感謝します。あなた様の光の中を歩み続けるようにお導きください。
一言:ひとりのみどりご
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」