□1月14日(火)
神様の洪水のさばき
創世記7:1-24(23)
聖書本文
7:1 【主】はノアに言われた。「あなたとあなたの全家は、箱舟に入りなさい。この世代の中にあって、あなたがわたしの前に正しいことが分かったからである。
7:2 あなたは、すべてのきよい動物の中から雄と雌を七つがいずつ、きよくない動物の中から雄と雌を一つがいずつ、
7:3 また空の鳥の中からも雄と雌を七つがいずつ取りなさい。それらの種類が全地の面で生き残るためである。
7:4 あと七日たつと、わたしは、地の上に四十日四十夜、雨を降らせ、わたしが造ったすべての生けるものを大地の面から消し去る。」
7:5 ノアは、すべて【主】が彼に命じられたとおりにした。
7:6 ノアは六百歳であったが、そのときに大洪水が起こり、大水は地の上にあった。
7:7 ノアは息子たちや自分の妻、それに息子たちの妻とともに、大洪水の大水を避けるために箱舟に入った。
7:8 きよい動物、きよくない動物、鳥、地面を這うすべてのものの中から、
7:9 雄と雌がつがいになって箱舟の中のノアのところにやって来た。神がノアに命じられたとおりであった。
7:10 七日たつと、大洪水の大水が地の上に生じた。
7:11 ノアの生涯の六百年目の第二の月の十七日、その日に、大いなる淵の源がことごとく裂け、天の水門が開かれた。
7:12 大雨は四十日四十夜、地に降り続いた。
7:13 ちょうどその日に、ノアは、息子たちのセム、ハム、ヤフェテ、またノアの妻と、息子たちの三人の妻とともに、箱舟に入った。
7:14 彼らとともに、種類ごとにあらゆる獣、種類ごとにあらゆる家畜、種類ごとにあらゆる地の上を這うものと、種類ごとにあらゆる飛ぶもの、鳥や翼のあるものすべてが箱舟に入った。
7:15 こうして、いのちの息のあるすべての肉なるものが、二匹ずつノアのいる箱舟の中に入った。
7:16 入ったものは、すべての肉なるものの雄と雌であった。それらは、神がノアに命じられたとおりに入った。それから、【主】は彼のうしろの戸を閉ざされた。
7:17 大洪水は四十日間、地の上にあった。水かさが増して箱舟を押し上げたので、それは地から浮き上がった。
7:18 水がみなぎり、地の上に大いに増し、箱舟は水面を漂った。
7:19 水は地の上にますますみなぎり、天の下にある高い山々もすべておおわれた。
7:20 水は、その上さらに十五キュビト増し加わり、山々はおおわれた。
7:21 こうして、地の上を動き回るすべての肉なるものは、鳥も家畜も獣も地に群がるすべてのものも、またすべての人も死に絶えた。
7:22 いのちの息を吹き込まれたもので、乾いた地の上にいたものは、みな死んだ。
7:23 こうして、主は地の上の生けるものすべてを、人をはじめ、動物、這うもの、空の鳥に至るまで消し去られた。それらは地から消し去られ、ただノアと、彼とともに箱舟にいたものたちだけが残った。
7:24 水は百五十日間、地の上に増し続けた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
神様が命じられた箱舟は、世のあらゆる動物たちを収容しなければならないために、航空母艦のように大きな船でした。しかしノアは、「あまりにも大きすぎる」と言って、不平をこぼしませんでした。また、「ゴフェルの木で造るように」と命じられていましたが(6:14)、足りないからと言って、自分勝手に造りませんでした。彼は神様を恐れ敬い、神様の命じられた通りに行ないました。このようなノアは、神様の前に正しい人でした(1)。神様は、今日も自分の考えを捨てて、絶対的な姿勢で御言葉に従う者を救い、その人を通して、救いの御業を成しておられます。
ノアとその家族がみな、箱舟に入ると、ついに洪水のさばきが始まりました。四十日間、昼も夜も雨が降り続きました。大いなる淵の源が張り裂け、天の水門が開かれ、大空の水が注がれました。箱舟が水の上に浮かび、天の下にある高い山々もすべて水におおわれました。地上の全ての生き物がみな死に絶えました。しかし、ノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけは残りました(23)。神様は、必ず罪を裁かれる正しい方です。そのさばきは恐ろしく、徹底しています。それでも、人々は、「すぐにさばきは来ない」と言って、聖書が話す、さばきの警告を無視します。そして、ノアの時代の人々は、洪水が来て彼らがみな滅びるまで、悟ることができません。イエス様が再び来られる日も、これと同じです(マタ24:39)。
祈り:世を義によってさばかれる主よ、再び来られる主を恐れ敬う心でお迎えする準備ができるように助けてください。
一言:さばきに備える生活
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」