□6月3日(火)
指導者たちに下るさばき
ホセア書5:1-15(5)
日毎の糧
神様は、祭司たち、イスラエルの家(イスラエル部族の長たちのこと)、そして王の家に対してさばきを警告します。彼らはイスラエルの霊的、政治的指導者たちでした。彼らは神様を恐れ敬い、御言葉に従って民たちをいのちの道に導くべき立場にありました。しかし、彼らは巧妙に偶像崇拝を利用して、自分たちの政治的欲望を満たそうとしました。聖地ミツパとタボルでは公然と偶像崇拝をし、民たちのたましいを狩るわなと網になりました。彼らによって民たちは姦淫をし、神様に立ち帰ることができなくなるほど汚れてしまいました。姦淫の霊に捕らわれて、主を知りませんでした。主を知らなければ、高慢になります。高慢な者はつまずき、荒れ果ててしまいます。この全ての問題の原因は、祭司たち、政治家たち、また王族にありました。このような彼らは、神様のさばきから逃れることができません。
南ユダは、北イスラエルの破滅を通して教訓を得なければなりませんでした。北イスラエルを滅ぼした国は、南ユダも滅ぼそうとするからです。ユダの首長たちは「地境を移す者」(10)のようになりました。「地境を移す」とは、社会秩序を破壊し、混乱に陥れることを意味します。彼らは人と人との間で守るべきことや人と神様の間で守るべき秩序を崩してしまいました。彼らが悔い改めて神様に立ち返らなければ、神様のさばきを受けるようになります。神様は私たちが悔い改めにふさわしい実を結ばず、罪を犯し続けるなら、しみや腐れのようにさばかれます。それでも悔い改めなければ、獅子のようにさばかれます。イスラエルは神様の警告にもかかわらず、悔い改めないでアッシリアに助けを求めました。彼らは神様に助けてもらうべき問題を、人間的な方法によって解決しようとしました。その結果、アッシリアとバビロンによって、長い間、苦しめられました。
祈り:指導者たちの悪影響がいかに大きいものかを学びます。私とこの時代の指導者たちが世俗主義に陥らないように助けてください。
一言:私によって国が亡びることがある
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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