□6月4日(水)
癒し、包んでくださる主
ホセア書6:1-11(1)
日毎の糧
ホセアは罪によって傷だらけになった民たちに訴えます。「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、癒やし、私たちを打ったが、包んでくださるからだ。」(1)。神様は私たちを引き裂かれましたが、また、いやしてくださり、私たちを打たれましたが、主に立ち返ると、また、包んでくださいます。神様は私たちを生き返らせ、立ち上がらせてくださる方です。人々が罪によって苦痛を受けながらも神様に立ち返ることができないのは、この神様を知らないからです。それで私たちは主を知ることを切に求めなければなりません。神様は暁の光のように確かに現われ、地を潤す後の雨のように、私たちのところに来られます(3)。私たちは人生の中で傷ついた時、主に立ち返ることができます。神様が私たちを癒し、回復してくださいます。
ユダは神様に立ち返ったように見えましたが、実はそうではありませんでした。彼らの真実の愛は朝もやのようであり、朝早く消え去る露のように、一時的なものでした(4)。「真実な愛」は神様に対する愛であり、隣人に対する愛です。神様はこのような彼らを諭します。「わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない。全焼のささげ物よりむしろ、神を知ることである。」(6)。神様を正しく知らなければ正しく礼拝を捧げることも仕えることもできません。イスラエルは神様が願われる真実の愛の実を結ぶことができませんでした。神様と人格的に出会い、聖書が啓示する神様を正しく知り、仕えることに失敗しました。神様を正しく知らず、神様が願われる生活が伴わない宗教的な行為は、神様に喜ばれることができません。
祈り:主よ、引き裂かれ、傷ついたこの罪人を包んでくださり感謝します。罪によって傷ついた時、主の愛を信じて立ち返るように助けてください。
一言:癒してくださる主に立ち返ろう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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