□8月3日(主日)
彼女のところから出て行きなさい
ヨハネの黙示録18:1-24(4)
日毎の糧
天から御使いが降りてきて、力強い声で叫びました。「倒れた。大バビロンは倒れた。」バビロン、つまり、この世の権力とその栄光は、永遠に続くかのようでした。初代教会の聖徒たちの目にも、ローマ帝国は豪奢をきわめ、繁栄を誇り、その権威は永遠のように見えました。若者たちは成功を求めてローマにやって来ました。商人たちもお金を稼ぐためにローマにやって来ました。しかし、神様は言われます。「わたしの民は、そこから出て行きなさい。」バビロンの偶像文化から離れなければなりません(4)。そうしなければ、バビロンの罪とその悲惨な結果の巻き添えを食らうことになるからです。バビロンは物質的な豊かさと贅沢を楽しみました(3,7)。人は物質的な豊かさや豪華さを楽しむことから喜びを探しがちです。しかし、神様よりお金を愛し、快楽を愛する(優先的に扱う)なら、むしろお金に支配され、快楽に支配され、不満と空虚感に満ちた生活になってしまいます(伝道者 5:10-14)。お金や快楽と賢く付き合っていく秘訣は、神様を礼拝し、仕えることから始まります。神様との正しい関係性を結んで生きることこそが、本当の豊かさと喜びを与えてくれます。バビロンは人身売買をしました(13)。人を商品のように考えて機械のように働かせるバビロンの罪から、離れなければなりません。何よりも自分を誇り敬うバビロンの罪から離れなければなりません(7)。神様を高め敬うよりも、自分を誇り敬うことは、深刻な罪です。自分を誇り敬う者たちが偶像崇拝者になります。そして、自分を満足させるために物質的な豊かさと贅沢な生活をし、自分のためになるなら他人を売りさえします。したがって、自分を高めて敬おうとする罪から速やかに離れなければなりません。バビロンは、表は華やかで豊かに見えますが、時が来れば、一瞬のうちに荒れはてます(17)。聖徒たちは世の価値観と罪から離れて、神様の御言葉に従って生きるべきです。
祈り: 主よ、地にある権威と富を得ることばかり考えていたことを悔い改めます。主を知り、主を喜ぶ生き方ができるように、私を変えてください。
一言: 私の誇りと喜びは神様
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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