□8月6日(水)
いのちの書
ヨハネの黙示録20:1-15(15)
聖書本文
20:1 また私は、御使いが底知れぬ所の鍵と大きな鎖を手にして、天から下って来るのを見た。
20:2 彼は、竜、すなわち、悪魔でありサタンである古い蛇を捕らえて、これを千年の間縛り、
20:3 千年が終わるまで、これ以上諸国の民を惑わすことのないように、底知れぬ所に投げ込んで鍵をかけ、その上に封印をした。その後、竜はしばらくの間、解き放たれることになる。
20:4 また私は多くの座を見た。それらの上に座っている者たちがいて、彼らにはさばきを行う権威が与えられた。また私は、イエスの証しと神のことばのゆえに首をはねられた人々のたましいを見た。彼らは獣もその像も拝まず、額にも手にも獣の刻印を受けていなかった。彼らは生き返って、キリストとともに千年の間、王として治めた。
20:5 残りの死者は、千年が終わるまでは生き返らなかった。これが第一の復活である。
20:6 この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対して、第二の死は何の力も持っていない。彼らは神とキリストの祭司となり、キリストとともに千年の間、王として治める。
20:7 しかし、千年が終わると、サタンはその牢から解き放たれ、
20:8 地の四方にいる諸国の民を、すなわちゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海の砂のようである。
20:9 彼らは地の広いところに上って行き、聖徒たちの陣営と、愛された都を包囲した。すると天から火が下って来て、彼らを焼き尽くした。
20:10 彼らを惑わした悪魔は火と硫黄の池に投げ込まれた。そこには獣も偽預言者もいる。彼らは昼も夜も、世々限りなく苦しみを受ける。
20:11 また私は、大きな白い御座と、そこに着いておられる方を見た。地と天はその御前から逃げ去り、跡形もなくなった。
20:12 また私は、死んだ人々が大きい者も小さい者も御座の前に立っているのを見た。数々の書物が開かれた。書物がもう一つ開かれたが、それはいのちの書であった。死んだ者たちは、これらの書物に書かれていることにしたがい、自分の行いに応じてさばかれた。
20:13 海はその中にいる死者を出した。死とよみも、その中にいる死者を出した。彼らはそれぞれ自分の行いに応じてさばかれた。
20:14 それから、死とよみは火の池に投げ込まれた。これが、すなわち火の池が、第二の死である。
20:15 いのちの書に記されていない者はみな、火の池に投げ込まれた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
御使いが古い蛇、即ち悪魔でありサタンである竜を捕らえ、これを千年の間縛って、底知れぬ所に投げ込んで、そこに閉じ込めます。千年の終わりにサタンはその牢から解き放され、地の四方にいる諸国の民を惑わし、霊的な戦いをします(7,8)。しかし、サタンは火と硫黄の池に投げ込まれ、永遠に昼も夜も苦しみを受けます(10)。反面、イエス様と神様の御言葉を証しした故に殉教した者たちと偶像崇拝を拒んだ者たちは生き返ります(4)。彼らは死の苦痛を受けることなく、神様とキリストの祭司となり、千年の間キリストと共に王となります。彼らはこの世で生きている間、苦痛を受け、悔しい思いをもって死にましたが、第一の復活に預かる栄光が与えられます。彼らは幸いな者、聖なる者であります。
神様は大きな白い御座に着座しておられます(11)。地と天はその御前から逃げ去って、跡形もなくなります。死んだ人々が皆、生き返って、御前で神様のさばきを受けます。どんな人であれ、さばきから逃れられません。審判長は、死んだ人たちの生前の行いを記録した、いのちの書に従って、正確に審判されます。神様は死とよみまでもさばかれ、火の池に投げ込まれます。子羊であるイエス様を信じる者たちはいのちの書に記録され、永遠の滅びに陥らないのです。しかし、いのちの書に記録されていない者は皆火の池に投げ込まれます。厳格なさばきを考える時、私のような罪人が一方的な愛によって救われ、いのちの書に記されていることが、どれだけ大きな恵みであるのか、驚くばかりです。主によって新しくされた聖なる者として、今日も主と共に世の光としての働きが出来るように祈ります。
祈り:罪人でしかない私を一方的な恵みによって救ってくださった主の御名をほめたたえます。いのちの書に記されている恵みを心に、今日も世の光としての働きが出来るように祈ります。
一言:私の名は記されている
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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