□8月11日(月)
アナニア夫妻を取り除いたペテロ
使徒の働き5:1-16(3)
日毎の糧
多くの人々が所有しているものを売って献金すると、アナニアとサッピラ夫妻も土地を売って、使徒たちの足もとに置きました。ところが、彼らは全部をささげるふりをして、その代金の一部を隠していました。献金は、各自の信仰に応じて行なうものです。しかし彼らは、人々から称賛され、認められようとする欲のために、偽って人をだましながら献金しました。これは単なる嘘ではなく、聖霊を欺く恐ろしい罪でした。サタンはアナニア夫妻の心の中に入って働くことで、今始まったばかりの聖霊の器を壊そうとしました。
ペテロは、アナニア夫妻を通して教会を破壊しようとするサタンの計略を見抜きました。彼は、偽りの献金を差し出したアナニアを厳しく咎めました。「アナニア。なぜあなたはサタンに心を奪われて聖霊を欺き、地所の代金の一部を自分のために取っておいたのか。売らないでおけば、あなたのものであり、売った後でも、あなたの自由になったではないか。どうしてこのようなことを企んだのか。あなたは人を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」(3,4)。ペテロが咎めるとすぐに、アナニアは倒れて息が絶えました。しばらくして後、彼の妻サッピラも悔い改めずに、神様の聖霊を欺いて、死んでしまいました(9)。ペテロは聖霊で満たされ、目を覚ましていたので、教会に入り込んで来たサタンの働きを見抜くことができ、また、これを果敢に取り除くことができました。
教会の中で、信者たちの心を奪って働くサタンの仕業を見抜いて取り除くことは、本当に難しいことです。しかしそれを放置すると、聖霊の器を作ることができず、愛の共同体が壊れてしまいます。
祈り:主よ、聖霊様を欺く者になるのではなく、むしろ、サタンの働きを見分けて取り除ける者になるように、私をしてください。
一言:辛いけど取り除かなければならない
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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