□10月6日(月)
よく知っておいてください
使徒の働き 13:13-41(48)
日毎の糧
使徒パウロはピシディアのアンティオキア会堂で、ユダヤ人たちに向かってメッセージを伝えました。旧約からイエス様に至るまで一貫した彼のメッセージは、核心がはっきりしていました。神様はイスラエルの民を選ばれ、エジプトの奴隷から救ってくださいました。荒野の導きの果てに約束通り、カナンの地を与えてくださいました。民たちが王を要求すると、サウルを初代の王として立てられました。彼を退けると、今度はダビデを新しい王として立て、その子孫の中から救い主を立てると約束してくださいました。この方こそイエス様です。ところが、指導者たちはイエス様を罪に定め、ピラトに十字架でイエス様を殺すよう求めたのです。しかし、神様はイエス様を死者の中からよみがえらせました。詩篇第二篇のとおりに、もはや朽ちて滅びることがない方とされました。
そしてパウロは次のように告げます。「ですから、兄弟たち、あなたがたに知っていただきたい。このイエスを通して罪の赦しが宣べ伝えらえれているのです。」十字架で死なれ、よみがえられたイエス様を受け入れるなら、罪の赦しを受けます。誰でもイエス様を信じる者は、義と認められます。これは聖書の中心をなす主題であり福音の中核です。パウロは聖書の核心をつくメッセージを伝え、このことを知らせました。イエス様を通して罪の赦しを受ける真理は、今日も全ての人々に知らせるメッセージです。私たちもパウロのように、この真理を人々に伝えているでしょうか。雄弁さや知識のメッセージではありません。聖書にある救いの核心をはっきりと知らせることだと聖書は教えています。
祈り:聖書の知識がパウロのように豊富でなくても、私も、パウロが伝えようとする、知らせようとする聖書の核心をただ伝えることができるように、わたしの隣の人に伝えてゆくことができるように、お祈りいたします。
一言:福音を知らせましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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