□11月22日(土)
ヨシャファテの祈り
歴代誌第二20:1-13(12)
日毎の糧
モアブ人とアンモン人の連合軍がヨシャファテと戦おうと攻めて来たという知らせに、ヨシャファテは非常に恐れました。しかし、彼は人間的な解決法を見つけるよりも先に、神様に助けを求めました。また、イスラエルの民にも断食祈りを呼びかけました。ユダの民はこれに従い、主に助けを求めようとユダのすべての町から集まり、心を一つにして、神様を求めました。ヨシャファテ王とすべての民と子どもたちもみな、神様の前に立っていました（13）。ヨシャファテは、会衆の中で祈り、次のように告白しました。神様は、天の神であられるだけでなく、すべての異邦の王国を支配なさる方。主の御手には勢いと力があって、立ち向かえる者などいない全能なる神様である。この地の住民を私たちのために追い払い、その地を主の友アブラハムのすえに永遠に与えてくださる神であり、主の御名のために聖所を建てさせ、患難が起きた時、主の宮の前で私たちが主に叫び求めるなら、それを聞いて救われると約束された救いの神である。
ヨシャファテは、危機のとき、恐れて何もできずにいたわけではありません。歴史を作られる神様を思い出し、仰ぎ見て、侵略者たちをさばいてくださるようにと祈りました。彼と民たちは、この大軍に敵対する能力もなく、どうすれば良いのかも分からず、ただ主を仰ぎ見て、主だけに頼りました。神様は、国家的危機の時、指導者と民たちがただ主に目を注ぎ、心合わせて祈ることを願われます。
祈り：主よ、私も苦難の中にいる時、全能なる神様を見上げ、約束の御言葉をつかんで祈ります。神様に頼って、切に祈る者の祈りを、主が必ず聞いてくださることを信じます。
一言：ただ主に目を注ぎます
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、４年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ（幹事、牧師）によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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