大学生聖書読み宣教会(UBF)
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    □12月26日(金)


    マナセの祈り


    歴代誌第二33:1-25(12,13)

    聖書本文

    33:1 マナセは十二歳で王となり、エルサレムで五十五年間、王であった。
    33:2 彼は、【主】がイスラエルの子らの前から追い払われた異邦の民の忌み嫌うべき慣わしをまねて、【主】の目に悪であることを行った。
    33:3 そして、父ヒゼキヤが取り壊した高き所を築き直し、バアルのためにいくつもの祭壇を築き、アシェラ像を造った。また、彼は天の万象を拝んでこれに仕えた。
    33:4 こうして彼は、【主】がかつて「エルサレムにわたしの名がとこしえにあるように」と言われた【主】の宮に、いくつもの祭壇を築いた。
    33:5 【主】の宮の二つの庭には、天の万象のために祭壇を築いた。
    33:6 この彼は、ベン・ヒノムの谷で自分の子どもたちに火の中を通らせ、卜占をし、まじないをし、呪術を行い、霊媒や口寄せをし、【主】の目に悪であることを行って、いつも主の怒りを引き起こしていた。
    33:7 彼はまた、自分が造った偶像の彫像を神の宮に安置した。神はかつてこの宮について、ダビデとその子ソロモンに仰せられた。「わたしは、この宮に、そしてわたしがイスラエルの全部族の中から選んだエルサレムに、わたしの名をとこしえに置く。
    33:8 もし彼らが、わたしの命じたすべてのこと、わたしがモーセを通して与えたすべての律法と掟と定めを守り行いさえするなら、わたしはもう二度と、あなたがたの先祖たちのものと定めた地からイスラエルの足を去らせることはしない。」
    33:9 しかし、マナセはユダとエルサレムの住民を迷わせて、【主】がイスラエルの子らの前で根絶やしにされた異邦の民よりも、さらに悪いことを行わせた。
    33:10  【主】はマナセとその民に語られたが、彼らは耳を傾けなかった。
    33:11 そこで【主】は、アッシリアの王の配下にある軍の長たちを彼らのところに連れて来られた。彼らはマナセを鉤で捕らえ、青銅の足かせにつないで、バビロンへ引いて行った。
    33:12 しかし、彼は苦しみの中で彼の神、【主】に嘆願し、父祖の神の前に大いにへりくだり、
    33:13 神に祈ったので、神は彼の願いを聞き入れ、その切なる求めを聞いて、彼をエルサレムの彼の王国に戻された。こうしてマナセは、【主】こそ神であることを知った。
    33:14  その後、彼はダビデの町の外側、ギホンの西側の谷に城壁を築いた。それは魚の門に至り、オフェルを囲むもので、非常に高く築かれた。また、彼はすべてのユダの城壁のある町々に軍の高官を置いた。
    33:15 また彼は、【主】の宮から異国の神々と偶像、および、【主】の宮のある山とエルサレムに自分が築いたすべての祭壇を取り除き、町の外に投げ捨てた。
    33:16 そして、【主】の祭壇を築き直し、その上で交わりのいけにえと感謝のいけにえを献げ、ユダに命じて、イスラエルの神、【主】に仕えさせた。
    33:17 しかし民は、自分たちの神、【主】に対してではあったが、なお高き所でいけにえを献げていた。
    33:18  マナセについてのその他の事柄、彼が神にささげた祈り、イスラエルの神、【主】の御名によって彼に語った先見者たちのことばは、まさしく『イスラエルの王の書』にある。
    33:19 彼の祈り、その願いが聞き入れられたこと、および、彼がへりくだる前に犯したその罪、その不信の罪、高き所を築き、アシェラ像と刻んだ像を立てた場所については、『ホザイの働き』にまさしく記されている。
    33:20 マナセは先祖とともに眠りにつき、その家に葬られた。彼の子アモンが代わって王となった。
    33:21  アモンは二十二歳で王となり、エルサレムで二年間、王であった。
    33:22 彼はその父マナセが行ったように、【主】の目に悪であることを行った。アモンはその父マナセが造ったすべての刻んだ像にいけにえを献げ、これに仕えた。
    33:23 しかし、その父マナセがへりくだったようには、【主】の前にへりくだらず、かえって、このアモンは罪過を増し加えた。
    33:24 彼の家来たちは彼に謀反を起こし、その宮殿の中で彼を殺した。
    33:25 しかし、民衆はアモン王に謀反を起こした者をみな打ち殺した。民衆はアモンの子ヨシヤを代わりに王とした。

    聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2


    日毎の糧

    ヒゼキヤは、ユダ史上、最も敬虔な王の一人でした。しかし、その息子マナセは、最も悪しき王の一人と呼ばれるようになります。彼は、父ヒゼキヤが民を主に立ち返らせるために行った改革をことごとく覆し、偶像礼拝に突き進み、ユダとエルサレムの住民を惑わせました(9)。しかし、主はユダの民を愛しておられたので、マナセを厳しく懲らしめ、アッシリアの王が彼を捕らえ、バビロンへ引いて行くようにされました(11)。その時、マナセは神様の前に大いにへりくだり、主に祈りました(12)。驚くべきことに、あれほどの悪を行ったにもかかわらず、神様は彼の祈りを聞かれ、彼を回復してくださいました(13)。

    マナセにはアモンという息子がいました。アモンは父の犯した悪をそのまま繰り返し、主の前にへりくだることなく、かえって、罪過を増し加えました(21-23)。ところが、彼の家来たちが謀反をおこしました。アモンは家来たちによって宮殿の中で殺され、その治世は突然終わってしまいます(24)。人は誰ひとりとして、明日の命を保証されていません。ですから、神様に立ち返る機会は、与えられている「いま、この時」しかないのです。神様は、どれほど大きな悪であっても、私たちが真実に悔い改めるなら、私たちを受け入れ、イエス・キリストの血の力によって赦しと回復を与えてくださいます。



    祈り:父なる神様、最も悪しき罪人さえにも、悔い改めと回復の道を与えて下さり、感謝します。私がそんな主の大きな憐れみを忘れず、素早く悔い改め、救いの恵みを受け取る者であるように、助けてください。

    一言:主イエスの血が救えない罪はない

    きのう
    (12/26)
    きょう
    (12/27)
    あした
    (12/28)

    【日ごとの糧】(daily bread)とは
    【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
    三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
    教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
    特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
    弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

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    最近の日ごとの糧

  • 12月27日(土)    歴代誌第二34:1-33(31)    主と契約を結んだヨシヤ  (Today)  
  • 12月26日(金)   歴代誌第二33:1-25(12,13)   マナセの祈り
  • 12月25日(木)    ルカの福音書2:1-14(11)            聖誕特集    あなたがたのために救い主がお生まれになりました
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