□1月18日(主日)
いなごの災いと闇の災い
出エジプト記 10:1-29(24)
聖書本文
10:1 【主】はモーセに言われた。「ファラオのところに行け。わたしは彼とその家臣たちの心を硬くした。それは、わたしが、これらのしるしを彼らの中で行うためである。
10:2 また、わたしがエジプトに対して力を働かせたあのこと、わたしが彼らの中で行ったしるしを、あなたが息子や孫に語って聞かせるためである。こうしてあなたがたは、わたしが【主】であることを知る。」
10:3 モーセとアロンはファラオのところに行き、彼に向かって言った。「ヘブル人の神、【主】はこう言われます。『いつまで、わたしの前に身を低くするのを拒むのか。わたしの民を去らせ、彼らがわたしに仕えるようにせよ。
10:4 もしあなたが、わたしの民を去らせることを拒むなら、見よ、わたしは明日、いなごをあなたの領土に送る。
10:5 いなごが地の面をおおい、地は見えなくなる。また、雹の害を免れてあなたがたに残されているものを食い尽くし、野に生えているあなたがたの木をみな食い尽くし、
10:6 あなたの家とすべての家臣の家、および全エジプトの家に満ちる。これは、あなたの先祖も、またその先祖も、彼らがこの土地にあった日から今日に至るまで、見たことがないものである。』」
こうして彼は身を翻してファラオのもとから出て行った。
10:7 家臣たちはファラオに言った。「この男は、いつまで私たちを陥れるのでしょうか。この者たちを去らせ、彼らの神、【主】に仕えさせてください。エジプトが滅びるのが、まだお分かりにならないのですか。」
10:8 モーセとアロンはファラオのところに連れ戻された。ファラオは彼らに言った。「行け。おまえたちの神、【主】に仕えよ。だが、行くのはだれとだれか。」
10:9 モーセは答えた。「若い者も年寄りも一緒に行きます。息子たちも娘たちも、羊の群れも牛の群れも一緒に行きます。私たちは【主】の祭りをするのですから。」
10:10 ファラオは彼らに言った。「私がおまえたちとおまえたちの妻子を行かせるようなときには、【主】がおまえたちとともにあるように、とでも言おう。だが、見ろ。悪意がおまえたちの顔に表れている。
10:11 そうはさせない。さあ、壮年の男子だけが行って、【主】に仕えよ。それが、おまえたちが求めていることではないか。」こうして彼らはファラオの前から追い出された。
10:12 【主】はモーセに言われた。「あなたの手をエジプトの地の上に伸ばし、いなごの大群がエジプトの地を襲い、その国のあらゆる草木、雹の害を免れたすべてのものを食い尽くすようにせよ。」
10:13 モーセはエジプトの地の上に杖を伸ばした。【主】は終日終夜、その地の上に東風を吹かせた。朝になると東風がいなごの大群を運んで来た。
10:14 いなごの大群はエジプト全土を襲い、エジプト全域にとどまった。これは、かつてなく、この後もないほどおびただしいいなごの大群だった。
10:15 それらが全地の表面をおおったので、地は暗くなり、いなごは地の草と、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くした。エジプト全土で、木や野の草に少しの緑も残らなかった。
10:16 ファラオは急いでモーセとアロンを呼んで言った。「私は、おまえたちの神、【主】とおまえたちに対して過ちを犯した。
10:17 どうか今、もう一度だけ私の罪を見逃してくれ。おまえたちの神、【主】に、こんな死だけは取り去ってくれるよう祈ってくれ。」
10:18 モーセはファラオのところから出て、【主】に祈った。
10:19 すると【主】は風向きを変え、非常に強い、海からの風とされた。風はいなごを吹き上げ、葦の海に追いやった。エジプト全域に一匹のいなごも残らなかった。
10:20 しかし、【主】がファラオの心を頑なにされたので、彼はイスラエルの子らを去らせなかった。
10:21 【主】はモーセに言われた。「あなたの手を天に向けて伸ばし、闇がエジプトの地の上に降りて来て、闇にさわれるほどにせよ。」
10:22 モーセが天に向けて手を伸ばすと、エジプト全土は三日間、真っ暗闇となった。
10:23 人々は三日間、互いに見ることも、自分のいる場所から立つこともできなかった。しかし、イスラエルの子らのすべてには、住んでいる所に光があった。
10:24 ファラオはモーセを呼んで言った。「行け。【主】に仕えるがよい。ただ、おまえたちの羊と牛は残しておけ。妻子はおまえたちと一緒に行ってもよい。」
10:25 モーセは言った。「あなた自身が、いけにえと全焼のささげ物を直接私たちに下さって、私たちが、自分たちの神、【主】にいけにえを献げられるようにしなければなりません。
10:26 私たちの家畜も私たちと一緒に行きます。ひづめ一つ残すことはできません。私たちの神、【主】に仕えるために、家畜の中から選ばなければならないからです。しかも、あちらに着くまでは、どれをもって【主】に仕えるべきか分からないのです。」
10:27 しかし、【主】がファラオの心を頑なにされたので、ファラオは彼らを去らせようとはしなかった。
10:28 ファラオは彼に言った。「私のところから出て行け。私の顔を二度と見ないように気をつけろ。おまえが私の顔を見たら、その日に、おまえは死ななければならない。」
10:29 モーセは言った。「けっこうです。私はもう二度とあなたのお顔を見ることはありません。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
神様がファラオの心を頑なにされたのは、ご自身のしるしを示し、それをイスラエルの子孫に語り継がせるためでした。神様はファラオに謙虚さを求め、もしイスラエルの民を去らせなければ、いなごの災いが起こると警告されました。その災いが実際に起こると、エジプトには何も残らず、かつてないほどの大きな試練となりました。ファラオの家臣たちは国の滅亡を恐れ、神様に従うよう進言しました。
しかしファラオは、イスラエルの民を去らせることに条件をつけました。最初は働き盛りの男性だけを行かせると言い、次は家畜を残すように求めました。 彼は神様に降伏する時でさえ、自分の条件を通そうとしたのです。ファラオは、神様に無条件で従うことを拒みました。イスラエルを一時的に去らせ、いつでも戻せるようにしたかったのです。
私たちも神様に従う時、条件をつけてしまうことがあります。 しかし、全能の神様に無条件で従う人こそ、真に賢い人です。 条件付きの従順は、苦しみを招くことがあります。今日、私たちのすべてを主の前に差し出し、すべてを主に委ねて、心から無条件に従うことができるように祈ります。
祈り:主よ、あなたに従うことに条件をつける心を取り除いてください。すべてを委ね、無条件に従う信仰を与えてください。
一言:条件なしに
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」

