□2月15日(主日)
主よ、立ち上がってください
詩篇10:1-18(12)
聖書本文
10:1 【主】よ なぜ あなたは遠く離れて立ち
苦しみのときに 身を隠されるのですか。
10:2 悪しき者は高ぶって 苦しむ人に追い迫ります。
彼らが自分の企みに捕らえられますように。
10:3 悪しき者は自分自身の欲望を誇り
貪欲な者は【主】を呪い 侮ります。
10:4 悪しき者は高慢を顔に表し 神を求めません。
「神はいない。」これが彼の思いのすべてです。
10:5 彼の道はいつも栄え
あなたのさばきは高すぎて 彼の目に入りません。
敵という敵を 彼は吹き飛ばしてしまいます。
10:6 彼は心の中で言っています。
「私は揺るがされることがなく
代々にわたって わざわいにあわない。」
10:7 彼の口は 呪いと欺きと虐げに満ち
舌の裏にあるのは 害悪と不法です。
10:8 彼は村外れの待ち伏せ場に座り
隠れた所で 咎なき者を殺します。
彼の目は不幸な人をひそかに狙っています。
10:9 茂みの中の獅子のように 隠れ場で待ち伏せます。
苦しむ人を 捕らえようと待ち伏せ
苦しむ人を 網にかけて捕らえてしまいます。
10:10 彼の強さに 不幸な人は
砕かれ 崩れ 倒れます。
10:11 彼は心の中で言っています。
「神は忘れているのだ。顔を隠して
永久に見ることはないのだ。」
10:12 【主】よ 立ち上がってください。
神よ 御手を上げてください。
どうか 貧しい者を忘れないでください。
10:13 何のために 悪しき者は神を侮るのでしょうか。
彼は心の中で
あなたが追及することはないと言っています。
10:14 あなたは見ておられました。
労苦と苦痛を じっと見つめておられました。
それを御手の中に収めるために。
不幸な人は あなたに身をゆだねます。
みなしごは あなたがお助けになります。
10:15 悪しき者と邪悪な者の腕を折り
その悪を探し出して
一つも残らないようにしてください。
10:16 【主】は世々にわたって 永遠の王。
国々は主の地から滅び失せました。
10:17 【主】よ あなたは貧しい者たちの願いを
聞いてくださいます。
あなたは彼らの心を強くし
耳を傾けてくださいます。
10:18 みなしごと虐げられた者を
かばってくださいます。
地から生まれた人間が もはや
彼らをおびえさせることがないように。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
第10篇の作者は、高慢で貪欲な悪しき者たちが無力な人々を食い物にしているのを見ました。それで、神様は遠く離れて立っているだけで、人々の苦しみを放っておかれているのではないかと疑い、葛藤します。
「神はいない」と思って神様を求めない人々は、どんな悪事であっても平気で行うものです。そのような人たちは高ぶり、自分には法律は関係ないと考え、弱い人たちを犠牲にしてでも自分の利益を追い求めます。私たちは、そうした悪しき者たちを神様の視点から見るのが難しいと感じます。時には、彼らの道がいつも栄えているように見えてうらやんだり、彼らの欺きと虐げに満ちた口に苦しめられたりします。彼らの悪事に巻き込まれ、犠牲となってしまうこともあります。
しかし、著者は叫びます。「主よ、立ち上がって下さい。神よ、御手を上げて下さい(12)」。彼は悪しき者たちの害悪と不法に苦しみながらも、主に目を向け、叫び求めました。すると、主がすべてを見ておられ、知っておられたことを悟るようになります。主が労苦と苦痛を、じっと見つめておられたことを理解します。そして、ご自身に身をゆだねる者を助け、主に叫ぶ者の声を聞いてくださる方であることも確信します。それで、主は世々にわたって、永遠の王であられると告白するようになりました。人はただの地の塵にすぎません。主が御手を上げられるとき、どんな強そうな人であっても、もはや誰をもおびえさせることはできません。主がかばってくださるからです。
祈り:正しい裁きを行われる主よ、悪がはびこるこの世にあっても、あなたがすべてを見ておられることを信じます。主よ、立ち上がってください。弱き者を守り、あなたの御手で正義を行ってください。
一言:御手を上げてください
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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