□5月29日(金)
あなたの信仰はりっぱです
マタイの福音書15:21-28(28)
聖書本文
15:21 イエスはそこを去ってツロとシドンの地方に退かれた。
15:22 すると見よ。その地方のカナン人の女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が悪霊につかれて、ひどく苦しんでいます」と言って叫び続けた。
15:23 しかし、イエスは彼女に一言もお答えにならなかった。弟子たちはみもとに来て、イエスに願った。「あの女を去らせてください。後について来て叫んでいます。」
15:24 イエスは答えられた。「わたしは、イスラエルの家の失われた羊たち以外のところには、遣わされていません。」
15:25 しかし彼女は来て、イエスの前にひれ伏して言った。「主よ、私をお助けください。」
15:26 すると、イエスは答えられた。「子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのは良くないことです。」
15:27 しかし、彼女は言った。「主よ、そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパン屑はいただきます。」
15:28 そのとき、イエスは彼女に答えられた。「女の方、あなたの信仰は立派です。あなたが願うとおりになるように。」彼女の娘は、すぐに癒やされた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
イエス様が、ツロとシドンの地方に行かれた時、一人のカナン人の女が出て来て、「主よ。ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が悪霊につかれて、ひどく苦しんでいます」と言って叫び続けました。悪霊につかれた娘を持つ母親の心は、張り裂けんばかりの痛みでいっぱいでした。イエス様は、このような人の苦しみを見逃すような方ではありません。ところが、イエス様は彼女に一言もお答えになりませんでした。すると女は後からついて来て叫び続けました。それを見かねた弟子たちは、早く女を去らせてほしいとイエス様に願いました。しかし、イスラエルの家の失われた羊たち以外のところには、自分は遣わされていないと答えるだけでした。
カナン人の女はそんなイエス様の態度を見て、あきらめて帰って行ったでしょうか。いいえ。娘のために、もう一度イエス様の前にひれ伏して願いました。「主よ、私をお助けください。」するとイエス様は、「子どもたちのパンを取り上げて、子犬に投げてやるのは良くないことです。」と答えました。冷たいイエス様の答えに、女はどれほど傷ついたことでしょう。しかし、彼女は絶望したり、怒ったりしませんでした。「主よ、そのとおりです。ただ、子犬でも主人の食卓から落ちるパン屑はいただきます。」(27)と言いました。女は、イエス様だけが自分の娘を救ってくださることができる方だと、知っていました。それでイエス様に「要求」をしないで、ただ「恵み」を求めました。彼女は、イエス様が自分のような資格のない者であっても切に願えば恵みを施してくださる方であることを、信じ続けました。イエス様は彼女の信仰を立派な信仰だと言い、祝福し、願った通りに娘を癒やしてくださいました。
祈り:カナンの女を通して、信仰は絶望的な状況の中でも、主に出て行くことであり、失望せず、あきらめることなく、謙遜に主の恵みを求めることであることを学びます。私も主から立派な信仰だと言われるような信仰の人として成長するように祈ります。
一言:主よ、そのとおりです、ただ
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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