□7月23日(木)
もはやふたりではなく一体
マタイの福音書19:1-15(6)
聖書本文
19:1 イエスはこれらの話を終えると、ガリラヤを去り、ヨルダンの川向こうを経てユダヤ地方へ入られた。
19:2 すると大勢の群衆がついて来たので、その場で彼らを癒やされた。
19:3 パリサイ人たちがみもとに来て、イエスを試みるために言った。「何か理由があれば、妻を離縁することは律法にかなっているでしょうか。」
19:4 イエスは答えられた。「あなたがたは読んだことがないのですか。創造者ははじめの時から『男と女に彼らを創造され』ました。
19:5 そして、『それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである』と言われました。
19:6 ですから、彼らはもはやふたりではなく一体なのです。そういうわけで、神が結び合わせたものを人が引き離してはなりません。」
19:7 彼らはイエスに言った。「それでは、なぜモーセは離縁状を渡して妻を離縁せよと命じたのですか。」
19:8 イエスは彼らに言われた。「モーセは、あなたがたの心が頑ななので、あなたがたに妻を離縁することを許したのです。しかし、はじめの時からそうだったのではありません。
19:9 あなたがたに言います。だれでも、淫らな行い以外の理由で自分の妻を離縁し、別の女を妻とする者は、姦淫を犯すことになるのです。」
19:10 弟子たちはイエスに言った。「もし夫と妻の関係がそのようなものなら、結婚しないほうがましです。」
19:11 しかし、イエスは言われた。「そのことばは、だれもが受け入れられるわけではありません。ただ、それが許されている人だけができるのです。
19:12 母の胎から独身者として生まれた人たちがいます。また、人から独身者にさせられた人たちもいます。また、天の御国のために、自分から独身者になった人たちもいます。それを受け入れることができる人は、受け入れなさい。」
19:13 そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、子どもたちがみもとに連れて来られた。すると弟子たちは、連れて来た人たちを叱った。
19:14 しかし、イエスは言われた。「子どもたちを来させなさい。わたしのところに来るのを邪魔してはいけません。天の御国はこのような者たちのものなのです。」
19:15 そして手を子どもたちの上に置いてから、そこを去って行かれた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
イエス様がユダヤ地方に入られたとき、パリサイ人たちが来てイエス様を試みて質問しました。「何か理由があれば、妻を離縁することは律法にかなっているでしょうか。」当時も離婚の問題は社会の熱い争点の一つでした。彼らの質問にイエス様は論争する代わりに、聖書にある結婚の真理について答えられました。創造者であられる神様は、はじめの時から「男と女に彼らを創造され」ました。これは初めから結婚を念頭に置かれたということです。結婚は「男がその父母を離れ、その妻と結ばれ、二人は一体となる」という、神秘であり聖なる結びつきです。ですから、「神様が結び合わせたものを人が引き離してはなりません。」と、イエス様ははっきりと離婚を否定されました。
人々はイエス様の御言葉を聞いて、「それでは、なぜモーセは離縁状を渡して妻を離縁せよと命じたのですか。」と言い返しました。モーセが離縁状を渡して妻と離縁するようにしたのは、離婚を奨励したのではなく、その民の心の頑なさのためでした。また、弱い女性の人権を擁護するためでした。唯一離婚出来るのは淫行の場合だけです。淫らな行いの理由以外で自分の妻を離縁し、別の女を妻とする者は、姦淫の罪を犯すことになります。今日、離婚が急増しています。離婚は当事者だけでなく、子供たちと周囲の人々にも大きな傷を与えます。人々が容易に離婚し、そのために不幸になるのは、聖書にある結婚の真理を知らないからです。結婚は、情欲や便宜のために人為的に造られた制度ではなく、神様が創設された聖なる男女間の結びつきです。結婚の真理を知るとき、幸せな家庭を築き、幸せな家庭生活を営んで行くことができます。
祈り:主よ、私が神様の定められた結婚の真理に基づいて生きるように助けてください。
一言:ふたりは一体
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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