□11月6日(金)
私の王 救いのみわざを行う方
詩篇74:1-23(12)
聖書本文
74:1 神よ なぜ いつまでも拒み
御怒りをあなたの牧場の羊に燃やされるのですか。
74:2 どうか思い起こしてください。
昔あなたが買い取られ
ゆずりの民として贖われた あなたの会衆を。
あなたの住まいであるシオンの山を。
74:3 あなたの足を 永遠の廃墟に踏み入れてください。
敵は聖所であらゆる害を加えています。
74:4 あなたに敵対する者どもは
あなたの聖なる所でほえたけり
自分たちのしるしを そこに掲げています。
74:5 あたかも 木の茂みの中で
斧を高く振り上げる者のようです。
74:6 今や彼らは 手斧と槌で
聖所の彫り物をことごとく打ち砕き
74:7 あなたの聖所に火を放ち
あなたの御名の住まいを その地まで汚しました。
74:8 彼らは心の中で
「彼らを ことごとく征服しよう」と言い
国中の神の聖所をみな 焼き払いました。
74:9 もう私たちのしるしは見られません。
もはや預言者もいません。
いつまでそうなのかを知っている者も
私たちの間にはいません。
74:10 神よ いつまで はむかう者はそしるのですか。
敵は 永久に 御名を侮るのですか。
74:11 なぜ あなたは御手を 右の御手を
引いておられるのですか。
その手を懐から出して
彼らを滅ぼし尽くしてください。
74:12 神は 昔から私の王
この地において 救いのみわざを行う方。
74:13 あなたは 御力をもって海を打ち破り
その水の上の 竜の頭を砕かれました。
74:14 あなたは レビヤタンの頭を踏みにじり
砂漠に住むものたちの餌食とされました。
74:15 あなたは 泉と谷を切り開き
流れの絶えない川を涸らされました。
74:16 昼はあなたのもの 夜もあなたのもの。
あなたは月と太陽を備えられました。
74:17 あなたは 地のすべての境を定め
夏と冬を造られました。
74:18 【主】よ どうか 心に留めてください。
敵がそしり 愚かな民が御名を侮っていることを。
74:19 あなたの山鳩のいのちを
獣に引き渡さないでください。
あなたの悩む者たちのいのちを
永久に忘れないでください。
74:20 どうか 契約に目を留めてください。
地の暗い所は 暴虐の巣ですから。
74:21 虐げられる者が
辱めを受けて帰されることがなく
苦しむ者 貧しい者が
御名をほめたたえますように。
74:22 神よ 立ち上がり
ご自分の言い分を立ててください。
愚か者が休みなくあなたをそしっていることを
心に留めてください。
74:23 忘れないでください。
あなたに敵対する者の声を
あなたに向かい立つ者どもが
絶えずあげる叫びを。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1160-2
日毎の糧
詩人は、廃墟と化してしまったエルサレムを目の前にしながら歌っています。敵によって聖所はことごとく打ち砕かれ、火を放たれ、汚されました。イスラエルを神の民としていたしるしは見られなくなりました。神の言葉を語る預言者たちさえもいなくなりました(9)。これらは、エルサレムの崩壊とバビロン捕囚の時代の出来事だと考えられます。詩人は、イスラエルは神様ご自身が買い取って贖った民(2)であるのに、なぜ助けることなく、御手を引いておられる(11)のかと疑問に思いました。また、なぜ神さまがこれほどの御怒りを燃やされるのかも、理解できずにいました(1)。
それでも詩人は、王なる神、救いのみわざを行う方を見上げました。神様の創造の力と完璧な統治者としての能力に思いを馳せました(12-17)。そして、「どうか、契約に目を留めてください」と神様に訴えました(20)。神様とイスラエルの民は、契約を結んだ関係にありました。神様はイスラエルを愛し、その主として常にともにいてくださる、そしてイスラエルはその主を愛し、信じて従うという契約でした。民のほうは、何度もその契約を破ってきましたが、神様はそれでもご自分の民を捨てることなく、守り続けてくださいました。私たちクリスチャンも、イエス・キリストの流された血潮によって神様と契約を交わしている者です。天の父なる神様の救いと守りを約束されている者です。理不尽な出来事や心が苦しくなるような状況に陥った時、この詩人のように、私の王、私の神様に目を向けてその愛と守りを信じて祈りましょう。時がくれば、神様が救い出し、高めてくださいます。(Ⅰペテロ5:6)
祈り:私の王である神様を愛し、神様に聞き従います。いつもともにいて守ってください。
一言:私を救ってくださる王なる神さま
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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