□10月28日(水)
主の御顔を避けて
ヨナ書1:1-16(3)
聖書本文
1:1 アミタイの子ヨナに、次のような【主】のことばがあった。
1:2 「立ってあの大きな都ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼らの悪がわたしの前に上って来たからだ。」
1:3 しかし、ヨナは立って、【主】の御顔を避けてタルシシュへ逃れようとした。彼はヤッファに下り、タルシシュ行きの船を見つけると、船賃を払ってそれに乗り込み、【主】の御顔を避けて、人々と一緒にタルシシュへ行こうとした。
1:4 ところが、【主】が大風を海に吹きつけられたので、激しい暴風が海に起こった。それで船は難破しそうになった。
1:5 水夫たちは恐れて、それぞれ自分の神に向かって叫んだ。そして、船を軽くしようと船の積荷を海に投げ捨てた。一方、ヨナは船底に下りていて、横になってぐっすり寝入っていた。
1:6 すると船長が近づいて来て、彼に言った。「いったいどうしたのか。眠りこけているとは。起きて、あなたの神に願いなさい。もしかすると、その神が私たちに心を留め、私たちは滅びないですむかもしれない。」
1:7 人々は互いに言った。「さあ、だれのせいで、このわざわいが私たちに降りかかったのか、くじによって知ろう。」彼らがくじを引くと、そのくじはヨナに当たった。
1:8 そこで彼らはヨナに言った。「話してくれ。だれのせいで、このわざわいが私たちに降りかかったのか。あなたの仕事は何か。どこから来たのか。国はどこか。どの民の者か。」
1:9 ヨナは彼らに言った。「私はヘブル人です。私は、海と陸を造られた天の神、【主】を恐れる者です。」
1:10 人々は非常に恐れて、彼に「何ということをしたのか」と言った。人々は、ヨナが彼らに告げたことによって、彼が【主】の御顔を避けて逃れようとしていることを知ったからである。
1:11 彼らはヨナに言った。「私たちのために海が静まるようにするには、あなたをどうすればよいのか。」海がますます荒れてきたからである。
1:12 ヨナは彼らに言った。「私を抱え上げて、海に投げ込みなさい。そうすれば、海はあなたがたのために静かになるでしょう。私は分かっています。この激しい暴風は、私のせいであなたがたを襲ったのです。」
1:13 それでも人々は船を陸に戻そうと漕いだが、そうすることはできなかった。海がますます彼らに向かって荒れてきたからである。
1:14 そこで彼らは【主】に向かって叫んだ。「ああ、【主】よ。どうか、この男のいのちのことで、私たちが滅びることのないようにしてください。咎なき者の血の報いを、私たちの上に下さないでください。【主】よ。あなたは、望まれたとおりになさったのですから。」
1:15 こうして、彼らはヨナを抱え上げ、海に投げ込んだ。すると激しい怒りがやんで、海は凪になった。
1:16 人々は非常に【主】を恐れ、【主】にいけにえを献げて誓願を立てた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
アミタイの子ヨナに主の言葉がありました。大きな都ニネベに行き叫べ、とあります。これは悔い改めのメッセージを告げなさいということです。ニネベはこの後50年も経たないうちにアッシリア帝国の首都となり、巨大化する中でこの街の民の罪も深刻化していきました。そうした彼らへの悔い改めのメッセージをヨナに委ねたのです。しかし、ヨナはこれに反対しました。彼は反対方向のタルシシュへ向かったのです。預言者にあるまじき行為ですが、ニネベの人を恐れたのか、ヨナは主の御顔を避けました。
ところが、船に乗ったところ、主が大風を吹きつけ、激しい暴風で船は難破しそうになりました。船員たちがこの災いの原因をくじによって突き止めたところ、ヨナに当たりました。彼はこれまでの経緯を語ると、主の御顔を避けて逃れようとしていることが船の人々に知れ渡りました。彼らはこの災いと暴風を鎮めるために、ヨナの言葉通り、彼を海に投げ捨てました。すると激しい怒りが止んで、海は凪になったのです。
ヨナは自分を船員にあかしする際「主を恐れる者」と言いつつも、実態は主の御顔を避けて、命令に背いていました。また、危機の時に眠りこけていて自分が引き起こした災いから顔を背けていました。神様の怒りはどこにあったのでしょうか。命令を守らないことにでしょうか。もし彼にくじが当たらなかったら、彼は知らぬ存ぜぬでやり過ごしたのではないでしょうか。「主を恐れる」は口だけで、中身の伴わない、むしろ逃げの姿勢ばかりでいた彼の不誠実を神様は責められたのです。あなたはどうでしょうか。主を恐れると言いつつ、実際の生活はどうでしょうか。真反対のことをしていて、逃げていないでしょうか。神様はご覧になっておられます。
祈り:私が神様からも自分からも逃げてばかりで、やり過ごそうとしていたことを振り返ります。どうか全てをご覧になっている主から顔を背けず、真っ直ぐに歩めるようにお助けください。
一言:主を恐れる者
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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