□11月14日(金)
力の強い者も弱い者も、助けてくださる方は主
歴代誌第二14:1-15(11)
聖書本文
14:1 アビヤは先祖とともに眠りにつき、人々は彼をダビデの町に葬った。彼の子アサが代わって王となった。彼の治世になって十年の間、国は平穏であった。
14:2 アサは、自分の神、【主】の目にかなう良いことを行った。
14:3 彼は異教の祭壇と高き所を取り除き、石の柱を砕き、アシェラ像を切り倒し、
14:4 ユダの人々に命じて、彼らの父祖の神、【主】を求めさせ、その律法と命令を行わせた。
14:5 彼はユダのすべての町から高き所と香の台を取り除いた。こうして、王国は彼のもとに平穏であった。
14:6 彼はユダに防備の町々を築いた。【主】が彼に安息を与えられたので、当時数年の間、国は平穏を保ち、彼と戦う者はいなかった。
14:7 彼はユダの人々に言った。「さあ、これらの町々を建て、その周りに城壁とやぐらを巡らし、門とかんぬきを設けよう。この地はまだ私たちの前にある。私たちが私たちの神、【主】を求めたからだ。私たちが求めたので、神は周囲の者たちから私たちを守り、安息を下さったのだ。」こうして、彼らは町々を建設し、繁栄した。
14:8 アサには、大盾と槍を携えたユダの兵が三十万、盾を持ち弓を引くベニヤミンの兵が二十八万あり、これらはみな勇士であった。
14:9 さて、クシュ人ゼラフが、彼らに向かって百万の軍勢と三百台の戦車を率いて出陣し、マレシャにまで攻めて来た。
14:10 アサは彼に対して出陣し、マレシャにあるツェファテの谷で戦いの備えをした。
14:11 アサは自分の神、【主】を呼び求めて言った。「【主】よ、力の強い者を助けるのも、力のない者を助けるのも、あなたには変わりはありません。私たちの神、【主】よ、私たちを助けてください。私たちはあなたに拠り頼み、御名によってこの大軍に向かって来ました。【主】よ、あなたは私たちの神です。人間が、あなたに力を行使することのないようにしてください。」
14:12 【主】はアサとユダの前でクシュ人を打たれたので、クシュ人は逃げ去った。
14:13 アサおよび彼とともにいた兵は、彼らをゲラルまで追撃した。クシュ人は倒れ、生きている者はいなかった。【主】とその陣営の前に打ち砕かれたからである。兵たちは非常に多くの分捕り物を持ち帰った。
14:14 彼らはまた、ゲラル周辺のすべての町も打ち倒した。【主】の恐れがその町々にあったからである。彼らはすべての町で略奪した。そこには多くの略奪できる物があったからである。
14:15 また家畜の群れの天幕も襲い、多くの羊とらくだを奪って、エルサレムに帰った。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
アビヤに代わって王となったアサは、自分の神、主の目にかなう良いことを行いました。 アサはユダの人々に命じて、彼らの父祖の神、主を求めさせ、その律法と命令を行わせました。 彼がユダのすべての町から偶像を取り除き、心をつくして主に仕えたとき、王国は彼のもとに平穏でした(1,5,7)。 人は平穏な時、安逸と怠慢に陥りやすくなります。 しかしアサは、平穏な時にも目を覚まして、城壁とやぐらを巡らし、門とかんぬきを設け、戦いに備えました。 軍の整備にも力を入れ、兵も約六十万となり、みな勇士でした。
このようなアサに大きな危機が訪れました。 クシュ人ゼラフが彼らに向かって百万の軍勢と三百台の戦車を率いて、マレシャにまで攻めて来ました。 アサは出陣しましたが、敵はあまりにも大軍でした。 アサはこの大軍をみて、神様に呼び求めました。 「主よ、力の強い者を助けるのも、力のない者を助けるのも、あなたには変わりはありません。 私たちの神、主よ、私たちを助けてください。 私たちはあなたに拠り頼み、御名によってこの大軍に向かって来ました。主よ、あなたは私たちの神です。 人間が、あなたに力を行使することのないようにしてください。」 神様は、呼び求めるアサとともにしてくださいました。 主がアサとユダの前でクシュ人を打たれたので、クシュ人は逃げ去りました。 アサは、彼らを最後まで追撃し、打ち砕き、大きな勝利を収めました。 兵たちは非常に多くの分捕り物を持ち帰りました。
私たちの人生において、誰も助けの手を差し伸べてくれない、大変な危機に遭うときがあります。 そのとき、まことの助けは主である神様から与えられます(詩編124:8)。 この主である神様を信じて、主に呼び求め、信仰によって進んで行くとき、大きな勝利が与えられます。
祈り : 力が強い、弱いは、私にとって問題になりますが、神様にとっては全く問題ではないことを悟ります。神様は無から有を生じせしめる全知全能の神様です。神様を信じて、神様を呼び求めて信仰によって進んでいけますように祈ります。
一言 : 主よ、私を助けてください
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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