□8月13日(水)
いのりと、みことばの奉仕に専念した使徒たち
使徒の働き6:1-15(4)
日毎の糧
福音の御業が活発に起こると、教会の指導者たちがきちんと教会の方向を決める必要が出てきました。ギリシア語を使うユダヤ人たちが、彼らのうちのやもめたちが毎日の配給でなおざりにされていると、ヘブル語を使うユダヤ人に対して苦情を申し立てました。人は差別を受けるとつらくなります。このような差別が教会内にあると、信徒の間に不平不満が生じ、サタンが入り込む余地が生じてしまいます。そこでペテロはこの問題を解決するために、新しい提案をしました。まず、ペテロは兄弟たちが、自分たちの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選ぶようにして、彼らにこの務めを任せることにしました。そして、「私たちは祈りと、みことばの奉仕に専念します」(4)と言いました。
使徒たちがこのようにしていると、どんなことが起こりましたか。「こうして、神のことばはますます広まっていき、エルサレムで弟子の数が非常に増えていった。また、祭司たちが大勢、次々と信仰に入った」のでした(7)。教会は、みことばが満ち溢れる場所であるようにしなければなりません。祈りとみことばに満ちるのが教会の本質です。弟子たちを養成するために祈りとみことばの奉仕に専念するのが、まさに教会の成長の秘訣でもあるのです。ですから、みことばのしもべたちは、このことに力を入れなければなりません。
ステパノは評判の良い七人のうちの一人でした。彼は恵みと力に満ち、すばらしい不思議なわざとしるしを行なっていました。しかし、それに反発する人々がでてきました。彼らはステパノと議論しましたが、知恵と御霊によって語る彼に対抗することができませんでした(10)。それで彼らは最高法院で偽証人を立てて、ステパノを告発しました。ところが、人々が彼に目を注ぐと、その顔には神様の栄光が現れて、御使いの顔のようでした。
祈り:主よ、私は多くのことをしてしまいます。祈りとみことばの奉仕に専念するように、助けてください。
一言:何に専念するのか
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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