マタイの福音書18:21-35(32)    [NIV]

赦し

□7月22日(木)

 ペテロは兄弟が自分に対して罪を犯した場合、何回赦すべきかを知りたかったようです。彼は七回までは赦せると思いました。しかし、イエス様は七回を七十倍するまで赦さなければならないと言われました。限りなく赦すという意味です。

イエス様は、なぜこのように無限に赦さなければならないのかについて、例えを持って教えてくださいます。ある王が、自分の家来たちの負債を清算する時、一万タラントの負債のある者がいました。その家来は、自分自身と妻子と持っている物すべてを売っても返済することができませんでした。家来の主君は、かわいそうに思って彼を赦し、負債を免除してあげました。その時、彼はどれほど感謝して喜んだでしょうか。ところが、その家来が出て行くと、自分に百デナリの借りがある仲間の一人に出会いました。彼は自分が一万タラントの負債を免除してもらったことをすっかり忘れて、その人の首を絞め、「借金を返せ」と言いました。彼の仲間は、もう少し待ってほしいと返済期限の延長を求めましたが、彼は承知せず、その人を牢に放り込んでしまいました。この事実が主君に伝わると、家来を呼びつけて言いました。「悪い家来だ。おまえが私に懇願したから、私はおまえの負債をすべて免除してやったのだ。私がおまえをあわれんでやったように、おまえも自分の仲間をあわれんでやるべきではなかったのか。」そして、彼が負債をすべて返すまで彼を獄吏たちに引き渡しました。私たちは、父なる神様から一万タラントの罪の負債を免除していただいた者たちです。それなら兄弟姉妹たちの小さな過ちや罪については、当然赦すべきではないでしょうか。私たちの力では兄弟を赦すことはできませんが、返すことができない罪の負債を免除してくださった神様の恵みを覚える時、赦す力と恵みを受けることができます。



適用:何回赦すべきでしょうか

一言:七回を七十倍するまで

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

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