□1月24日(月)


苦難の日に呼び求める


詩篇86:1-17(7)

日毎の糧

高ぶる者どもはダビデに向かい立ち、横暴な者の群れがダビデのいのちを求めます。敵がダビデを憎みます。ダビデの命も狙われました。この時、彼は神様の前に進み、「私は苦しみ、貧しいのです」と叫び始めます。彼は神様が自分を助けて下さらなければ敗北するしかない、苦しみの人であり貧しい者である事を深く悟っています。彼はただ神様だけに頼りました。彼の魂は神様を仰ぎ見ました。

彼が仰ぎ見る神様はどんな方ですか。神様は慈しみ深く、赦しに富み、呼び求める者すべてに恵み豊かであられます。苦難の日に呼び求める者には答えて下さいます。神々のうちで神様に並ぶ者はなく、御業に比べられる者はありません。そして主が造られたすべての国々は、主の御前に来て伏し拝み、主の御名を崇めます。主は大いなる方、奇しい御業を行われる方です。主だけが神様です。異国の神々は虚しい偶像に過ぎません。主はあわれみ深く、情け深い神様で、怒るのに遅く、恵みとまことに富んでおられる神様です。この神様に進み出て祈り、叫び求める者はまことに幸いな者です。

ダビデは苦難の日に、どこに行けばよいのか分かりませんでした。彼は主の道を自分に教えて下さるように懇願します。ダビデの叫び求める祈りが賛美に変わります。ダビデは真心で神様を賛美し、とこしえに主の御名に栄光を帰しました。これは、主の恵みは彼の上に大きく、主が彼の魂をよみの深みから救い出して下さったからです。ダビデは、再びもう一度自分に御力を与え、慈しみのしるしを行って下さるように懇願します。彼を憎む者どもはこのしるしを見て恥を受けます。どんな苦難にあっても恵みとまことに豊かな神様を信じ、呼び求める時、神様は必ず私たちを助けて下さいます。



適用:苦難の中にいますか

一言:呼び求めなさい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧