□6月23日(木)


主の数々の恵みを見極めよ


詩篇107:17-43(43)

日毎の糧

 愚か者は自分の背きの道に従い、悪を行う咎のために苦しみを受けます。彼らは食欲を失い、生きる意欲を失うほど苦しみを味わってからやっと神様に向かって叫びます。神様はそんな彼らの祈りを聞いてくださり救ってくださいます。神様は、彼らが苦しみの中で叫ぶその時ごとに、適切な御言葉を与えてくださり、彼らの病をいやしてくださいます。御言葉を通して彼らに自分の罪を悟らせ、病を悟らせ、危険から救ってくださいます。船に乗って海に出て大海で商いをする者にとって、激しい暴風は大きな恐れであり、打つ手がありません。神様が命じて暴風を起こされると、風が波を高くし、彼らは天に上り深みに下り、その魂は惨めにも溶け去りました。                                        

 私たちも人生の航海の中で、私たちの力ではどうしようもないことに遭遇します。そんな時、私たちが出来ることは神様に叫ぶことしかありません。その時、神様が嵐を鎮められ、私たちが望む港に導かれます。神様は豊かな川を荒野に、肥沃な地を不毛の地に、砂漠の地を水の湧き上がるところに変えられる方です。豊かな収穫で繁盛したと思いきや、いきなり災いと悲しみにより数が減ってうなだれることもあります。君主たちが道なき荒れ地をさまようこともあり、貧しい者が困窮から高く上げられることもあります。これらのことを通して、神様は、私たちが神様の数々の恵みを見極め、神様を恐れ敬い聞き従うことが知恵ある者であることを知るようにしてくださいます。



適用:誰が知恵ある者ですか

一言:主の数々の恵みを悟る者

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧