□3月21日(火)
自分の敵を愛しなさい
ルカの福音書6:27-36(35)
日毎の糧
弟子は敵を愛し、自分を憎む者に善を行わなければなりません。自分を呪う者を祝福し、自分を侮辱する者のために祈らなければなりません。あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなければなりません。上着を奪い取る者に下着も拒んではいけません。世の中では、敵に必ず復讐しようとします。しかし弟子は世の人々と違わなければなりません。私たちが万一、私たちを愛する者だけを愛するなら、ほめられることがあるでしょうか。私たちに善を行う者だけに善を行うなら、ほめられることがあるでしょうか。私たちが返してもらうつもりで人々に貸して、ほめられることがあるでしょうか。罪人たちでも、自分を愛してくれる者たちを愛しています。
私たちが敵を愛して善を行い、何も望まないで貸すのなら、しばらく損害と痛みを経験します。しかしそのようにする時、私たちに大きな報いが与えられます。また、私たちは世の中から、いと高き神様の子どもと認められることになります。神様は恵みの分からない者と不道徳な者にも慈しみ深い方です。恩恵が分からない不道徳な者にも、愛とあわれみを施す時、私たちは神様の子どもとして神様の光栄を表わすことになります。不道徳な者の心を感動させ、善によって悪に勝つようになります。その人の心をつかむようになります。私たちの周りに多くの人々が集まり、私たちは祝福の源となります。世の中は悪がいっぱいです。このような悪はもっと大きい悪を産むだけです。このような悪をなくすために、強力な規範や法制を動員しても効果はありません。ただ愛とあわれみを実践する時こそ、はじめて悪に勝つことができます。
祈り:自分の力では出来ないことであっても、神様に頼り求める時、敵をも愛すことができることを信じます。世の中の人々とは違い、私を憎む人に対しても善を行えるよう助けてください。
一言:あわれみ深い者になれ
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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