□3月22日(水)


わたしのことばを聞き、それを行なう人


ルカの福音書6:37-49(47)

日毎の糧

弟子は、人をさばいたり罪に定めたりしてはなりません。代わりに赦さなければなりません。さばかない時、さばかれません。罪に定めない時、自分も罪に定められません。人を赦すなら、私たちも赦されます。弟子は他の人を赦すだけでなく、与える生活をしなければなりません。与える時、神様から供給されるようになります。どれくらい供給されますか。詰め込んだり、揺すって入れたり、盛り上げたりして、気前良く量って懐に入れてもらえるでしょう。私たちが量るその秤で、自分も量り返してもらえます。したがって神様に献身し、隣人と兄弟に仕えることは、決して損することでありません。与えるだけあふれるように受けます。与える者が幸いな者になります。兄弟の問題を見て助けようとしながらも、自分自身のことを吟味することがないなら、それは危険です。自分自身の目の中にある梁には気づかず、相手の目にあるちりだけをとろうとする時、その目をむしろ傷つけてしまうかもしれません。自分の目にある梁を先に取り除き、目が良くなってから、兄弟の目にあるちりを取ることができます。自身を深く吟味して悔い改める時、はじめて兄弟をよく助けることができます。良い実を結ぶためには、心に善を積む生活を送らなければなりません。良い神様のお言葉を心に積む時、口から良い話が出て兄弟を生かすようになります。人が『主よ、主よ』と呼んでいるからといって弟子なのではありません。弟子は主の御言葉を聞いて行う者です。このような人は、家を建てる時、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据え、それから家を建てた人に似ています。その結果、洪水になり、川の水がその家に押し寄せたとしても、しっかり建っていられます。一方、御言葉を聞いても実行しない者は、土台なしで地面に家を建てた人に似ています。川の水が押し寄せると、家はすぐに倒れてしまいます。主の御言葉を聞いて行う者こそ、賢い人生の建築者です。



祈り:父なる神さま、私が御言葉を聞いて感動するだけでなく、生活にしっかりと適用し、実行することができるように、助けてください。

一言:聞いて行う者

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧