□10月4日(水)
すべてにおいて主を知れ
箴言3:1-10(6)
日毎の糧
著者は自分の子どもに対し、神様の御言葉を忘れずに心に保つように命じます(1)。しかし、多くの人は御言葉を頭で理解するだけで、実生活では忘れがちです。義務感や形式を守ることにとどまり、心を尽くして守ることを怠っています。しかし信じる者は神様の御言葉を心に深く刻み、心からその御言葉に聞き従います。神様の愛と真理から離れないように努力します。そのような人はいのちと平安の年月が増し加えられ(2)、神様と人との前に好意と聡明さを得るようになります(4)。
信じる者はあらゆることにおいて自分の知恵に頼らず、常に神様に頼ります。自分の悟りだけを信じて自分を知恵のある者と思う人は愚かです。信じる者は心を尽くして神様に拠り頼み、行く道すべてにおいて、主を認めます(5,6)。「行く道すべてにおいて主を知る」とは、すべてが神様の主権によって成し遂げられることを受け入れ、また神様を恐れ、悪から離れることを意味します。さらに、財産とすべての収穫の初物を神様にささげることも重要です。人々は神様に残り物を捧げようとします。しかし、あらゆることで主を認めるということは、私たちの持ち物が全て神様のものであり、私たちは地上における管理者でしかないことを認めるということです。神様は、どこにおいても主を認める者を喜ばれ、その道を導き、保護してくださいます。またそのからだと生活を潤してくださいます。倉を豊かに満たし、新しいぶどう酒であふれさせてくださいます。どこにおいても主を認めることが祝福の秘訣です。
祈り:主よ、自分の悟りに頼らず、心を尽くして主を求める謙遜さを持ちたいです。主に頼る時、私の生活のどんな小さなことにも主が関わり、助けて下さることを体験できるように祈ります。
一言:どこにおいても、主を知れ
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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