□5月7日(水)
ヤコブとともにおられた主
創世記28:1-22(15)
日毎の糧
イサクは、ヤコブをパダン・アラムに住むリベカの父ベトエルの家に行くようにさせました。ヤコブは父母を離れ、一人で旅立ちました。途中、ある所で一夜を明かすことにしました。一つの石を取り、それを枕にして、その場所で横になりました。すると、神の使いたちが、はしごを上り下りしている夢を見ました。主がその上に立って、ヤコブが横たわっている地を、ヤコブとヤコブの子孫とに与え、その子孫は地のちりのように多くなると仰せられました。また、彼とともにいて、再びこの地に連れ戻し、約束したことが全て成し遂げられるまで、決してヤコブを捨てないと話されました。主の約束の御言葉は、一人で遠い旅路をゆくヤコブに大きな力となりました。翌朝早く、起きて主に感謝しました。それから、神様が自分とともにいて下さり、旅路を守り、食べるパンと着る着物を下さり、無事に父の家に帰らせて下さるようにと誓願を立てて祈りました。
私たちの人生の道は、まるで一人で遠い旅路に出るようなものです。誰もいない荒野で、天を屋根にし、石を枕にして、野宿するような寂しさを感じることもあります。しかし、このような人生の旅程で、主は選ばれた者たちと共にします。全ての必要なものを与え、全ての危険から守って下さいます。霊的な子孫たちとともに天の御国を受け継ぐことを約束して下さいます。この神様がおられるから私たちは寂しくもなく、また、心強いのです。私たちを見捨てず、離れない主だけが、私たちの真に頼れるお方です(ヘブル13:5)。
祈り:主よ、自分が一人ぼっちだと思ってしまう時にも、神様が私とともにいてくださることを信じます。
一言:わたしはあなたとともにいます
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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