□11月27日(月)
エルサレムから始まってあらゆる国の人々に
ルカの福音書24:36-53(47)
日毎の糧
エマオから戻ってきた弟子たちがイエス様のよみがえりについて話している間に、イエス様ご自身が彼らの真ん中に立たれました。彼らはおびえて震え上がえり、幽霊を見ているのだと思いました。「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを抱くのですか。」イエス様は弟子たちを責められ、十字架で釘打たれた手足を見せられました。それでも、弟子たちは、喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっていました。それで、イエス様は彼らの前で、焼いた魚を一切れ取って召し上がられました。そして、イエス様についてモーセの律法と預言者たちの書と詩編に書いてあることは、必ず全部成就すると以前話したことが、まさにこの十字架とよみがえりであることを教えられました。イエス様は、聖書を悟らせるために彼らの心を開かれました。みことばに基づいてイエス様は復活を信じる信仰を植え付けてくださいました。
このことを信じた弟子たちには、新たな方向とビジョンを示す必要がありました。そこでイエス様は、「キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる」と聖書に書かれてあることを強調されました。弟子たちはこれらのことの証人です。証人には、見聞きしたことを伝える責務があります。弟子たちが弱く、証人を全うできなくても、父なる神様が約束されたもの、つまり聖霊の力を弟子たちに与えるとイエス様は話されました。だから、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまりつづけなければなりませんでした。それから、イエス様は彼らを祝福され、天に昇られてゆきました。弟子たちはイエス様を礼拝し、大きな喜びとともにエルサレムに帰り、いつも宮にいて神をほめたたえました。熱心に神様からの約束のものが与えられるよう祈り、待ち続けました。
祈り:主よ、あなたの福音の計画を理解できるよう私の心を開いて下さい。そして、あなたの証人となるように、いと高い所から聖霊の力を与えてください。
一言:あらゆる国の人々に宣べ伝えよ
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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