□11月28日(火)
正しい者と悪しき者の生き方
箴言10:1-18(6)
日毎の糧
愚かな人は、不義によって得た財宝が自分の未来を保障してくれると思います。しかし、不義によって得た財宝は役に立ちません(2a)。ただ、私たちが神様の前で正しく生きる時、神様が死から救い出してくださいます(2b)。主は正しい者を飢えさせません。しかし悪者の欲を突き放されます(3)。これを知っているので、正しい者は不義の財宝に頼らず、神様だけに頼って正しく生きます。また、神様を恐れない悪人は、刈入れ時に眠る者です(5)。一方、いつも神様を意識しながら生きている正しい人は、勤勉な人生を生きています。怠ける人は、神様と正しい関係性の中で生きていないので、悔い改めなければなりません。
正しい人と悪者の生き方の差が最もはっきりあらわれるのは、言語生活においてです。正しい人の口から出る言葉は誤った道を歩く者を正しい道に案内します。そのような点で、正しい者の口はいのちの泉です(11)。しかし、悪者の口から出る言葉は人々の心に不信感と恨みと高慢の毒を流して破滅させます。悪者の心から流れ出る憎しみは、争いをひき起こします(12a)。憎しみの中から出てくる言葉は関係性を破壊させます。しかし、正しい者の心から流れ出る愛と、愛の中で表現された言葉は、すべての背きをおおいます(12b)。知恵のある者は知識をたくわえ、適切な時に適切な言葉で他の人たちに有益を与えます。しかし、愚かな者は愚かな言葉を口にして自ら滅びます(14)。ですので、私たちのすべての生き方が正しい者の生き方に変わらなければなりません。悪者の生き方を生きている人は滅びるようになります(9、10)。彼らの名は朽ち果てます(7b)。しかし、神様の御前で正しい者の生き方を生きる人たちは、ダニエルやヨセフのように後代の人たちから称賛されます(7a)。
祈り:主よ、私が悪しき者の道に立たず、義なる神様の御前で正しい生活をするように助けてください。
一言:神様を恐れ敬う者、知恵のある者
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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