□11月29日(水)
正しい者と悪しき者の言葉
箴言10:19-32(20)
日毎の糧
19-21節には、言葉に関する格言が記録されています。賢い人は、その唇を制します。なぜなら、言葉数が多いところには、そむきの罪がつくことを知っているからです(19)。ヤコブは、もし、ことばで過ちを犯さない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる完全な人だと言いました(ヤコブ3:2)。ですので、私たちは急いで言わずに、唇を制御しなければなりません。よく制御された正しい人の舌は、えり抜きの銀のように大事です(20a)。正しい人の唇から出る言葉は、多くの人を養います(21)。一方、悪しき者の心は価値がありません(20b)。悪しき者の心はあらゆる汚物で満ちているからです。悪しき者の心に満ちている悪は、悪い言葉で示されます。イエス様は言われました。「まむしの子孫たち、おまえたち悪い者に、どうして良いことが言えますか。心に満ちていることを口が話すのです。」(マタイ12:34)。正しい人の口は知恵を実らせて神様を喜ばせ、人々を正しい道に導きます。しかし、悪しき者の口はねじれごとを述べて、他の人をも滅ぼし、自分も滅びます(29-32)。
22-30節には神様の祝福の原理が記録されています。神様を恐れ、神様の御前で生きる人は長生きします。神様が彼らのとりでになってくださいます(27、29)。神様は、彼らに永遠のいのちを与えてくださいます(30a)。しかし、神様を恐れない悪しき者たちは、この地でしばらくは、うまくいくかもしれませんが、結局は住むことができなくなります(30b)。神様は特別に私たちの言葉に注目し、それによって、祝福してくださいます。
祈り:主よ、私の唇の言葉が人生に大きく影響することを学びます。私が主を恐れ、自分の舌を制し、多くの人を養うために唇を用いるように助けてください。
一言:えり抜きの銀のような舌
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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