□12月11日(月)
主よ、私の力、私の砦
エレミヤ書 16:1-21 (19)
日毎の糧
神様はエレミヤに、この地で「妻をめとるな。息子や娘も持つな。」と言われます。これはユダの地に恐ろしいさばきが臨むからです。彼らはひどい病気や剣や飢饉で死に、埋葬されることもないまま、空の鳥や地の獣のえじきとなるのです。民たちは、自分たちがこのような災いを受ける理由が分からず、自分たちの咎と罪は何かとエレミヤに尋ねました。彼らは自分たちの罪悪を悟っていませんでした。罪悪を悟っていないことは罪そのものよりももっと深刻です。罪を悟らなければ、悔い改める望みがないからです。主は民たちに、彼らの先祖以上に悪事を働いていると指摘されました。先祖たちがほかの神々に従い、これに仕え、これを拝み、主を捨てて、主の律法を守らなかった罪は、深刻な罪でした。ところが、民たちはそんな先祖以上に悪事を働いていたのです。主は彼らを裁かれます。この地から放り出され、彼らの先祖たちが知らない地で、他の神々に仕えるようになります。
しかし神様は時になると、彼らを散らされた地から導き出され、先祖に与えた彼らの土地に帰らせるのです(14,15)。その時、偶像を崇拝していた諸国の民が地の果てから来て何と告白するようになるでしょうか(19,20)。これは諸国の民が悔い改め、神様に立ち返ることを約束した御言葉です。神様はユダの罪を打たれながら、諸国の民たちの救いの御業を成してくださいます。また選民には神様の御手と力を知らせ、彼らが主である神様だけを信じるように助けてくださいます。
祈り:主よ、私にも悟るべき自分の罪があるでしょうか。もしあるのであれば教えて下さり、悔い改めることが出来るように助けてください。どんな罪であっても、あなたに立ち返るなら、必ず赦され、救われ、祝福して下さることを感謝します。
一言:主は私の逃れ場
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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