□6月9日(主日)
主は心を見る
サムエル記第一 16:1-23(7)
日毎の糧
神様は、サウルによってひどく悲しむサムエルに、「ベツレヘム人エッサイの息子たちの中から、新しい王を立てる」と言われました。サムエルはベツレヘムに行って、神様にささげるいけにえを準備し、エッサイとその息子たちを招きました。エッサイの長子エリアブを見たサムエルは、彼が神様の選ばれた者だと考えました。それは、彼の容貌が優れ、背が高かったからです。しかし、神様がご覧になるのは、人とは違います。人はうわべを見ますが、神様は心をご覧になります。エッサイは彼の七人の息子たちをみなサムエルの前に出て来させましたが、神様は彼らの誰をもお選びになりませんでした。最後に羊の番をしていた末っ子のダビデを連れて来ると、神様は、「さあ、彼に油を注げ。この者がその人だ。」と命じられました。ダビデは油を注がれた後、主の霊が激しく下りました。その一方で、サウルから主の霊は離れて行きました。それどころか、わざわいの霊が彼をおびえさせました。ダビデが来て竪琴を弾くと、悪霊が離れ去り、しばしの間心に安らぎを受けました。
人は、うわべで判断します。容姿や背の高さ、スペックを見ます。しかし、神様は心をご覧になります。心から神様を愛し、仕える人を探されます。私たちは人の前に立つ時、容貌に心を使うようになります。しかし、神様の御前で生きようとする時、容貌よりも内面を磨くようなります。心から神様を愛そうと努力するようになります。私たちが神様を信じる信仰と、神様を愛する純粋な心が成長し、主に尊く用いられるように祈ります。
祈り:主よ、私たち人間は外見を気にしますが、あなたは私たちの内側のすべてをご存知であることを悟ります。容貌だけに心を使うのではなく、神様を愛する心をもっと養うことができますよう、私を変え、導いて下さい。
一言:心をご覧になる神様
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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