□9月6日(金)
あなたがたを遣わします
ヨハネの福音書20:19-31(21)
日毎の糧
週の初めの日の夕方のことです。弟子たちはユダヤ人を恐れて戸に鍵をかけていました。イエス様はそんな弟子たちの真ん中に現れ、平安があるようにと言葉をかけられました。そして十字架で傷ついた手と脇腹を見せると、弟子たちはイエス様がよみがえったことを喜びました。イエス様はもう一度弟子たちに平安があることを祈り、次のように命令されます。「父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。」そして、弟子たちがこの使命を担えるように息を吹きかけて、聖霊を受けるようにと教えられました。弟子たちが遣わされる目的は罪の赦しのためです。罪の赦しは、いのちの救いになるからです。
トマスはこの場に立ち会えないことで不満に思い、自分の目で実際に見るまではイエス様のよみがえりを信じないと主張しました。しかし、八日後にイエス様はトマスの前にも現れてくださり、彼が望んだ通り、十字架の傷跡に指を入れて確認するようにと仰せられました。そして、信じない者になるのではなく、信じる者になりなさいとイエス様がトマスに語りかけると、彼はイエス様を主として告白しました。イエス様は見ないで信じる人は幸いだとされます。弟子がこれから福音を、罪の赦しを伝える相手は、トマスのようにイエス様を直に見ることはないでしょう。しかし、それでも信じる人は幸いです。
イエス様が神の子キリストであることを信じて人々がいのちを得るために、弟子は遣わされました。私たちは仕事に学業に色々な場所に遣わされています。あなたの遣わされた場所には、キリストの使命があるでしょうか。罪の赦し、キリストの告白、いのちの救いが、あなたが遣わされた場所に起こることを祈っているでしょうか。
祈り:イエス様のよみがえりを喜ぶだけではなく、その喜びを伝え、キリストの罪の赦しによって一人でも多くの人がいのちを得ることができるようにお祈りいたします。
一言:あなたを遣わします
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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