□6月11日(火)
御怒りの日に、容赦なさらなかった
哀歌2:1-22(1,2)
日毎の糧
主の御前にあってイスラエルとはどんな存在でしたでしょうか。すべての国民の中にあって、主の宝であり、祭司の王国、聖なる国民でした(出19:5,6)。目に入れても痛くない子どものようでした。主はどのようなお方でしたでしょうか。主は、あわれみ深く、情け深い神、怒るのにおそく、恵みとまことに富んでおられます(出34:6)。恵みを千代も保たれるお方です。神様はイスラエルをどれほど深く愛しておられることでしょうか。しかし、イスラエルは士師の時代から偶像を拝み、千年の間、裏切り続けてきました。それでも主は忍ばれたのです。ご自分の民が滅ぼされたり、辱めを受けたりすることのないように、主のしもべを送り、悔い改めに導かれました。バビロンに降伏し、また一から新しく始めなおすようにされました。しかし、彼らは聞き入れなかったのです。これに対して神様は燃える怒りをもって懲らしめました。容赦なく、敵のようになって、イスラエルを破壊しました。エレミヤは、これらの惨状を見て涙し、はらわたがかき回され、肝は地に注ぎ出されました。
今日の御言葉を通して、罪に対する主の憤りがどれほど大きなものであるかを知ることができます。神様は、私たちの内にどんな小さな罪や不信仰が存在することもゆるされません。それほどまでに、神様は聖であられ、義なるお方なのです。この罪の問題を解決するために、神様はご自分のひとり子を十字架にかけ、容赦なくさばかれました。現代の私たちが、エレミヤ時代のイスラエル人たちのように主の容赦ない御怒りを受けることがないのは、イエス様が十字架上で父なる神の御怒りを代わりに引き受けて下さったからです。私たちの全ての罪に対する代価をイエス様が支払ってくださいました。
祈り:主よ、私は、罪に対するあなたの御怒りを忘れがちになっていました。悔い改めます。イエス様の十字架が、私の罪に対する主の御怒りを全て引き受けるためであったことを覚えます。そのことを常に覚え、感謝し、主のために生きられるように祈ります。
一言:容赦ない御怒りは十字架に
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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