□6月18日(火)
生活のすべてにおいて聖なる者
ペテロの手紙第一1:13-21(15)
日毎の糧
生ける望みをつかんだ聖徒の生活について、ペテロは記しています。心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望みなさいと言います(13)。キリストを知る以前、私たちも神様に不従順でした。思いのまま、様々な肉の欲望だけで生きていました。そんな私たちでもイエス・キリストの十字架の恵みにより神の子とされました。そうであるならば、もはや私たちは肉の欲を追い求めたりすることはせず、従順な子供になりましょう。私たちを召してくださった聖なる方に倣って、生活のすべてにおいて聖なる者となりましょう(14,15)。私たちを新しく生まれさせ、生ける望みをお与えになられた神様こそ、聖なるお方です。子供が親に似てゆくのは自然なことです。同じように、聖なる神様に私たちが似せられてゆくべきではないでしょうか。人の外見ではなく、神様は人をそれぞれのわざにしたがって公平にさばかれます(17)。ですから、地上では寄留者のような私たちですが、恐れかしこんで、罪と闘いつづける聖なる生活を求めてゆくべきでしょう。私たちが先祖伝来のむなしい生き方から贖い出されたのは、銀や金のような朽ちるものによってではありません(18)。傷もなく汚れもない子羊のようなキリストの尊い血により救いを受けたのです。このことを心に刻みましょう。私のためにキリストが十字架で血を流された、この恵みを心に刻むなら、私たちは聖なる者となることを願うように変えられてゆきます。
祈り:主よ、イエス・キリストの血によって贖ってくださったことに感謝します。私が肉の欲望に従わず、聖なる者として生きていくことができるように、お助けください。
一言:聖なる者となることを願いましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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