□7月9日(火)
気をくじかれて、非常に恐れた
サムエル記第一 17:1-16(11)
日毎の糧
ペリシテ人とイスラエル人が互いに戦列を整えて対峙しました。ペリシテの陣営から戦いを挑む者が現れましたが、名前はゴリヤテで、背の高さは六キュビト半、3メートル近くありました。頭には青銅のかぶとをかぶり、身にはうろことじのよろいを着けていましたが、そのよろいの重さは青銅で五千シェケル、60kgでした。彼は、イスラエルの軍隊に向かって、自分と戦う代表選手を出すよう叫びました。戦いに勝った側の軍隊が負けた側を奴隷にするのだと言いました。彼は四十日間、朝早くと夕暮れに出て来て、このように叫びました。サウルと全イスラエルはゴリヤテの言葉を聞いて驚き、非常に恐れました。しかし、神様は、ゴリヤテと戦う相手としてダビデを備えられました。ゴリヤテとの戦いを通して、ダビデをイスラエルの中に現そうとされました。神様は、ゴリヤテを通してでも、ご自分の御心を成し遂げて行かれます。
ゴリヤテは実際に戦う者であるというよりも、相手の戦意を奪うための存在です。彼はただ、恐れを植え付けるために、前に出て来た存在です。サタンは私たちに恐れを植え付けます。恐れさせます。私たちが恐れに捕らわれれば、戦う前に負けてしまいます。神様が私たちにお与えになったのは、恐れる心ではありません。力と愛と慎みの霊です(Ⅱテモ1:7)。私たちが神様に堅く頼り、進み出て戦うなら勝利することができます。そして恐れの中でむしろ、神様の栄光を現すようになる良い機会となります。私たちが恐れて意気消沈していたことを悔い改め、全能なる神様を信じて戦い、勝利することを祈ります。
祈り:主よ、私はゴリヤテの威嚇にいつも屈服してしまう弱い者です。主がくださる力を受け入れ、サタンと戦い、勝利するように助けてください。
一言:信仰によって戦え
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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