□7月14日(主日)
自分を愛するほどに
サムエル記第一 20:1-17(17)
日毎の糧
逃亡者の身になったダビデはヨナタンに会い、自分の悩みを打ち明けました。ダビデは自分を追ってくるサウルによって、ひどく恐れていました。その時、ヨナタンはダビデの本当の友になり、彼を慰め、助けようとしました。ダビデは、サウルの真意を把握するために、サウロと共にする食事の席に参加しないと言いました。その時サウルが怒れば、自分に害を加えるつもりで、理解を示すなら、良く思ってくれているのだろうと言いました。その時、ヨナタンはサウルの真意を把握してダビデに知らせ、ダビデを守ると誓いました。ヨナタンは、できる限りダビデに憐れみを施そうと努力しました。それだけではなく、将来苦しみを受ける時、自分にも憐れみを施してほしいとダビデに頼みました。自分の子孫にも、憐れみを施してほしいと頼みました。ヨナタンは、ダビデが将来王になることを知っていました。そのため、未来のことまでも話して、ダビデに助けを求めました。
それで、ダビデも神様の御前で、心から誓いました。この誓いは、後に、ダビデがヨナタンの息子メフィボシェテを引き取って養うことで成就します(Ⅱサム9章)。ヨナタンとダビデは、一切の邪心なしに、純粋に互いを愛していたので、自分たちの悩みを包み隠さず吐き出して、助けを求めあいました。彼らは生涯、互いに助け合おうと、神様の御前で契約を結びました。特に、ヨナタンはダビデを、自分を愛するほどに愛しました。彼はこの時、王子の位置にいたので、いくらでもダビデを妬み、憎むこともできました。しかし、彼は父サウルとは違い、純粋に神様を愛していたので、ダビデを尊く思い、弁護しました。ヨナタンの愛は、私たち人間を、何の条件もなしに愛してくださるイエス・キリストの愛のひな型です。
祈り:主よ、私が自分よりも立派な人を認めて学ぶように助けて下さい。神様が間におられる友情関係を築くものとなるように祈ります。
一言:神様の中での友情
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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