□7月15日(月)
主が永遠の証人です
サムエル記第一 20:18-42(42)
日毎の糧
ヨナタンは、父サウルの本心を確認し、ダビデに伝えることを決意しました。父がダビデを良く思うなら、矢を近くに放ち、子どもにそれを取りに行かせ、憎んでいるなら、矢を遠くに放ち、子どもを遠ざけると言いました。新月祭の一日目、またその翌日の二日間、ダビデが食事に現れなかったため、サウルはヨナタンにダビデについて尋ねました。ヨナタンは、ダビデが実家でいけにえをささげるためにベツレヘムへ戻ったと説明しました。サウルは激怒し、ヨナタンを激しく責めました。サウルの王位を確立するためにダビデを殺さなければならないのに、政治的な手腕を発揮しないヨナタンを無能と評しました。ヨナタンはそんな父の行動を理解できませんでした。彼は、神様の観点でダビデを見ていました。
嫉妬に駆られたサウルはヨナタンを拒絶し、息子であるにもかかわらず、槍で殺そうとしました。翌朝、ヨナタンは、ダビデとの約束に基づいて、矢を遠くに放ち、父がダビデを憎んでいることを知らせました。サウルの本心を知ったダビデは、権力者からの逃亡と、親友のヨナタンとの別れに、非常に心を痛め、激しく泣きました。ヨナタンとダビデは願わずして別れるしかありませんでした。別れ際、二人は互いに主の御名によって誓い、神様が永遠の証人として二人の間に共におられ、たとえ二人が離れていても、神様が二人の人生を良い方向に導いてくださると堅く信じました。ヨナタンは、最後まで友達に配慮する純粋で美しい愛を見せました。その愛は、全ての特権を放棄して、自分のいのちまでも差し出されたイエス様の愛を彷彿させます。
祈り:主よ、現実は時に苦しく、悲しいことが起こりますが、どのような時にも永遠の主が私たちとともにおられ、御心を置かれていることを信じます。主への忠誠と勇気をもって今日も歩み、愛の同労ができるように助けてください。
一言:神様がいつまでもともにおられる
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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