□8月5日(月)
わたしの聖所を汚したので
エゼキエル書5:1-17(11)
日毎の糧
神様はイスラエルを特別に愛されました。奴隷にすぎなかった民を救い出して、聖なる民として選ばれました。聖なる律法も与えて神様の民として生きるようにされました。どころが、イスラエルはどうしたでしょうか。本文では、エゼキエルは全身で神のさばきのメッセージを伝えます。神様はエゼキエルに、鋭い剣で頭とひげをそり、その毛をはかりで量って等分するように言われます。そって等分された毛はそれぞれ何を意味するのでしょうか。エルサレムが滅亡する時に、民の三分の一は疫病あるいはききんで滅び、三分の一は剣で倒れ、残りの三分の一は神様が四方に散らし剣を抜いて彼らのあとを追わるという意味です。
神様がこれほどまでに厳しくイスラエルをさばく理由は何だったのでしょうか。これはイスラエルが神様の定めを行わず神様の掟にも従って歩まなかったからです。彼らは異邦人よりももっと多くの悪を行いました。さらに、すべての忌むべきものとすべての忌み嫌うべきもので、聖なる神様の聖所まで汚してしまいました。不従順と偶像崇拝は神様が一番嫌われる罪です。神様はこのようなイスラエルを惜しまれません。哀れみを施されません。本当に心から愛していたからこそ、イスラエルの罪に対する憎しみも大きかったわけです。イスラエルを愛していたからこそ、神様は彼らを厳しくさばいたわけです。ここに、彼らを訓練して新しく生まれ変わらせようとする神様の愛があるのです。私たちのための神様の愛は空よりも高く、海よりも広いのです。その愛が大きいだけに、私たちが神様の嫌がる忌み嫌うべきことを行い続けるなら、神様は憤ることでしょう。その時には、神様は私たちを惜しまずさばかれます。神様の愛の対象が怒りの対象になることは悲劇のうちの悲劇です。そのようにならないためには、神の定めと掟を守り行い、神のことばに従順でなければなりません。私たちを愛しておられる神様を、私たちは心と誠意と力とを尽くして愛さなければなりません。
祈り:主よ、私が主に従って生きるかどうかによって結果が違ってくることを悟ります。主を信じて主に従うように助けて下さい。
一言:あわれまず、惜しまない
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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