□1月13日(月)
恵みを受けたノア
創世記6:1-22(14)
日毎の糧
人が地上に増え始めると、罪の勢力もまたたく間に広がっていきました。罪の毒素は神様の子どもであるセツの子孫にまで広がって行きました。彼らは人々が産んだ娘のうわべにだけ惑わされて、自分達の欲のままに結婚をしました。心に神様を置くことを嫌い、目と肉の欲に従って行ないました。神様がご覧になる時、彼らは肉に過ぎませんでした(3)。また、当時ネフィリム人が肉体の力を誇りました。地は、神様の前に堕落し、暴虐で満ちていました(11,12)。神様はその時代をご覧になり、人を造ったことを悔やまれました(6,7)。この「悔む」という表現は、原語で「ナーハム」という言葉です。「呼吸をするのが苦しい状態」を意味する「ナハ―マ」というアラビア語に由来しています。神様は、人の心がいつも悪に傾くようになってしまったのを見て、息をするのも苦しくなるほど深く悲しみ、心を痛められたということです。
しかし、ノアは主の心にかなっていました。彼はその時代の人々とは違いました。彼は正しい人であって、その時代にあっても、全き人でした。彼はこの世と調子を合わせず、神様とともに歩みました。また、罪深い世の中で、積極的に義を宣べ伝えました。神様は、このような彼に恵みを施され、洪水のさばきから救おうとされました。神様は彼に、「あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい」と言って、契約を結ばれました。神様は、この世と妥協せずに信仰によって生きる人を尊ばれ、必ず救ってくださいます。時には、神様と共に歩む生活が、あまりにも辛く感じることがあります。しかし、それはまさに、自分のための救いの箱舟を備える祝福の人生です。
祈り:主よ、罪深い世の中で、主と共に歩もうとすると、苦難が多いです。しかし、この道が救いといのちに至る道であることを信じます。
一言:自分のために、箱舟を造ろう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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