□9月16日(月)
ダビデが主に伺うと
サムエル記第二5:17-25(23)
日毎の糧
ダビデがイスラエルの王となったことを聞いたペリシテ人はみな、ダビデを狙って攻め上って来ました。以前、ダビデはサウルを避けてペリシテで1年4ヶ月過ごし、その間、アキシュ王の助けを受けたことがありました(Ⅰサムエル27:7)。そのことを思い出したペリシテ人は、ダビデの王国を支配しようとしてもおかしくありませんでした。また、ギルボア山での戦い(Ⅰサムエル31章)で、サウルの軍隊に大勝を収めたこともあるため、軽く思ってイスラエルを攻めに来たのかも知れません。ダビデはそれを聞き、要害に下って行きました。すると、ペリシテ人はレファイムの谷間に侵略していました。そこでダビデはこれまで数多くの戦いを経験したのでそれなりの作戦を繰り広げることもできたでしょう。しかし、彼は神様に伺って祈りました。「ペリシテ人のところに攻め上るべきでしょうか。彼らを私の手に渡してくださるでしょうか。」ダビデはイスラエルの王となりましたが、神様を王として仕え、神様の指示を求めました。ダビデの祈りに神様は「攻め上れ。わたしは必ず、ペリシテ人をあなたの手に渡すから。」と答えてくださいました。神様の答えはダビデに大きな力と勇気を与えたことでしょう。ダビデはバアル・ペラツィムに行き、そこで彼らを討ちました。まるで水が破れ出るように、ダビデの前でペリシテ軍は破られました。ところが、ペリシテ人は、またも攻め上って来ました。ダビデは、一度勝利した経験を生かして今回の戦闘に臨むこともできました。しかし、今回も神様に伺いました。今回は、神様が新たな方向を与えてくださいました。ダビデは主が彼に命じたとおりにしました。すると、大勝利を収めました。
私たちの人生も、サタンとの熾烈な戦いの連続です。ここで勝利することができる秘訣は、神様に祈ること、神様の知恵を重ねて着ることです。祈りは、神様の介入と助けを体験するための最良の方法です。
祈り:発生する問題を前に自分の経験で解決しようとしてしまいがちです。自分の知識・経験ではなく、神様の知恵を何度も祈り求め、従うことができるようお導きください。
一言:祈りが最善の戦略
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」