□9月9日(月)
ああ、勇士たちは倒れた
サムエル記第二1:1-27(25)
日毎の糧
サウルの死後、三日目に、一人の男がツィクラグにやって来ました。彼は「兵たちの多くの者が倒れて死に、サウルとヨナタンも死にました。」と報告しました。彼はサウルから「さあ、近寄って、殺してくれ。」と言われたのでサウルを殺したと言いました。その証拠としてサウルの王冠と腕輪をダビデに見せました。彼はダビデがその知らせを聞いたら喜ぶだろうと思っていたようです。しかし、ダビデは自分の衣をつかんで裂きながら悲しみました。ともにいたダビデの家来たちもみな、ダビデのようにしました。彼らはサウルのため、ヨナタンのため、また主の民のため、イスラエルの家のために悼み悲しんで泣き、夕方まで断食しました。ダビデは、主に油注がれた方に手を下して殺したそのアマレク人を打ち殺しました。ダビデはサウルのため、その息子ヨナタンのために哀歌を作りました。鷲よりも速く、雄獅子よりも強かった彼らの死を悲しみました。
ダビデのことをあれほど殺そうと追いかけていたサウルでしたが、それでも神様に立てられた王であるという一つの事実のゆえに、ダビデは最後までサウルを尊重しました。また、ダビデはイスラエルの民を愛していました。彼らが異邦人たちの手によって死んだことを悲しみました。何よりも、信仰の友ヨナタンの死を哀悼しました。ダビデは、神様を愛し、神様が立てられた者を愛し、神の民を愛していました。信仰の友情を分かち合ったヨナタンを熱く愛していました。この愛は、彼の神様に対する愛から出たものです。神様を真に愛するならば、神様が立てられた人と神の民を愛するようになります。私たちが自己中心的な愛から脱して神様を愛し、神の民を熱く愛する者でありますように祈ります。今日も神様が赦された隣人を心から愛するように祈ります。
祈り:主よ、自分にとって都合の良い相手を愛そうとする自己中心的な愛しか私のうちにはありません。私が神様を愛し、神様が愛しておられる隣人を、そして信仰の友を心から愛すことができるよう助けて下さい。
一言:自己中心でなく神様中心の愛
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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