□9月10日(火)
ユダの家の王となったダビデ
サムエル記第二2:1-11(4)
日毎の糧
サウルの死後、ダビデは「今こそ機会だ。王になろう」としませんでした。しばらくの間、ペリシテの地、ツィケラグに滞在しました。彼は故国に帰る時が来たことを知った時には、自分がユダの町のどれか一つへ上って行くべきかどうかを神様に伺いました。主はダビデに「上って行け」と言われました。そこで、ダビデが「どこへ上ればよいでしょうか」と聞くと、主は、「ヘブロンに」と言われました。ダビデは何か大事なことを決めるたびに、最善の時を知っておられる神様にまず伺いました。そこで、ダビデは自分の家族、自分とともにいた人々を、その家族と一緒に上って行ってヘブロンの町々に住みました。そこへユダの人々がやって来て、ダビデに油を注いでユダの家の王としました。ダビデはヤベシュ・ギルアデの人々がサウロを葬ったことを知ると、彼らを祝福しました。一方、サウルの軍の長であったアブネルはサウルの子イシュ・ボシェテをマハナイムに連れて行き、彼を全イスラエルの王としました。しかし、ユダの家だけはダビデに従いました。こうしてダビデがヘブロンでユダの家の王であった期間は、七年六か月でした。
ダビデは、自分の将来について自分で決めませんでした。無条件に王になろうともしませんでした。彼は一歩一歩、神様の導きを求めました。民が彼を王と認めるまで待っていました。野心家の多くは、自分の未来を自分で急いで企画したり、企んだりします。しかし、指導者は、純粋に神様のみこころを求め、従わなければなりません。また、民の心さえも主の御手のうちにあることを知り、民に認められるまで謙遜になっている必要があります。
祈り:何事も自分で決めようとするのではなく、明らかに進められると思える時にもまずは神様に伺い、神様の時を待ち、御心に従うことができるよう祈ります。
一言:謙虚な指導者
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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