□9月12日(木)
ダビデはますます強くなり
サムエル記第二3:1-21(1)
日毎の糧
サウルの家とダビデの家との間には、長い戦いが続きましたが、ダビデはますます強くなり、サウルはますます弱くなりました。ダビデは私的な利益を捨てて、神様の御心を求め、サウルは神様の御心を捨てて人間的な野心を求めたからです。サウルの家とダビデの家とが戦っている間に、アブネルがサウルの家で勢力を増していました。アブネルは権威を握ると、サウルの側女だったリツパと通じました。するとイシュ・ボシェテはアブネルにどうして父の側女と通じたのかと咎めました。すると、アブネルは激しく怒って国をダビデの手に渡そうとしました。彼はまずダビデのところに使者を遣わしてこの事実を知らせました。イスラエルの長老たちにもこれが神様の御心であると伝え、ダビデのもとに行きました。ダビデは、アブネルとその部下のために祝宴を張り、彼らを受け入れました。アブネルはそのときまで神様の御心に逆らい、イスラエルの統一を妨害していた張本人です。しかし、彼が心を新たにして神様に仕えようとしたとき、ダビデは彼を受け入れました。結局、ダビデはアブネルの合流を通して血を流すことなく、統一王国を成す希望を持つようになりました。
野心を捨てて、純粋に神様に仕えようとするリーダーには心に余裕があります。そういう人は広い心から人々を愛し、神様に仕えます。神様はそのような指導者がいるコミュニティを祝福し、ますます強くなるようにしてくださいます。私たちのコミュニティの指導者たちが、ダビデのように神様を愛する純粋な指導者になりますように祈ります。また、私たち自身もそのような指導者に成長することを祈ります。
祈り:世の価値観に囚われ、自分の利益を優先しようとする弱さが私にはあります。どうか純粋に神様の御心を求め、神様に仕え、私を強めてくださいますよう、お助けください。
一言:ますます強くなり
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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