□9月20日(金)
行く先々で、勝利を与えられた
サムエル記第二 8:1-18(6)
日毎の糧
その後、ダビデはペリシテ、モアブ、アラムなどを討って勝ちました。彼らはお互いをサポートし、協力しながらダビデに勝とうとしましたが、勝つことができませんでした。本文には、多くの国々と王たち、強力な軍事と戦争物資が登場します。しかし、それはすべて、ダビデの相手にならず、むしろダビデに取られます。すると和親を求める王もでてきました。貢物も納めました。サムエル記第二の記者は、主が「ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた。」と言います(6,14)。ダビデが最初から多くを持っていたから、または能力が優れていたから勝ったのではなく、神様が勝利を与えられたので勝ちました。神様が勝利を与える者を倒すことができる人や国は、この世に存在しません。したがって、勝利を与えるのは神様であると言うことが重要です。
神様がダビデの味方となり、彼を喜んだ理由は二つあります。第一は、主にささげる信仰です。彼は戦利品と貢ぎ物をすべて神様にささげました(10)。自分の欲を満たし、自分を高めたいと思って戦ったのではありません。彼の心の中心には、神様がおられました。第二は、さばきと正義の統治哲学です(15)。これは、神様のご性質であり、祭司の国として、神様が育てようとされる品格です。ダビデはイスラエルに対して、正義が流れる国になることを望み、そのために自分から正義を率先しました。神様はこのような彼を喜ばれました。
祈り:心の中にいつも神様がおられ、正義を追求し、勝利が与えられたダビデを学びます。世間体や人の目を気にせず、正しいことに励むことができるようお祈りします。
一言:勝利を与える
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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