□10月16日(水)
悪しき者が生きるために
エゼキエル書33:1-20(11)
日毎の糧
神様はエゼキエルをイスラエルの見張りとされました。人々が見張りの警告に聞き従わないのなら、その人たちは剣でいのちを討ち取られます。もし見張りが、自分の仕事に不誠実で、角笛を吹き鳴らさず、民に警告をしないなら、彼はその責任を問われます。神様は警告を、(敵の)剣に対してだけでなく、罪に対してもなされます。それで、見張りは主の口からのことばを聞いて、主に代わって、悪しき者にその道を離れるよう警告しなければなりません。もし、見張りが神様からのことばを聞いていながら警告をしないなら、悪しき者はその咎のゆえに死にますが、その血の責任は、見張りが問われます。見張りの責任は重大です。私たちクリスチャンは、現代の見張りとして、主から与えられた御言葉を人々に伝える責任があります。
神様がご自分の民に警告を与えられる理由は何でしょうか?それは、 神様が悪しき者の死を喜ばないからです。むしろ悪の道から立ち返り、生きることを喜ばれます。それで、神様は警告を与えて下さるのですが、イスラエルの民は、「私たちの背きと罪は私たちの上にのしかかり、そのため私たちは朽ち果てた。私たちはどうして生きられよう(10)」と言って警告を恐れました。しかし、警告を聞き入れて自分の罪から立ち返るなら、悪しき者は朽ち果てることなく、むしろ生きるようになります。罪から立ち返った人は、生き方が変わります。公正と義を行い、質物を返し、かすめた物を償い、不正を行わず、いのちの掟に従って生きるようになります。そのような生き方が神の民の生き方です。神様がそのひとり子を世に遣わされたのは、罪の中にいた私たちがいのちを得るため、それも豊かに得るためでした(ヨハネ10:10)。悪しき者のために救いといのちの道を備えてくださった神なる主を賛美し、ほめたたえます。
祈り:父なる神さま、厳しく聞こえる御言葉は、罪人を救うためのいのちのことばであることを学びます。私が日々、素直にみことばを受け入れ、正しく生きることが出来るように助けて下さい。
一言: 警告のことばは、いのちのことば
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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