□11月14日(木)
主は私の義にしたがって私に報い
サムエル記第二22:21-30(21)
聖書本文
22:21 【主】は、私の義にしたがって私に報い、
手のきよさにしたがって顧みてくださいました。
22:22 私は【主】の道を守り、
私の神に対して悪を行いませんでした。
22:23 主のすべてのさばきは私の前にあり、
主の掟から、私は遠ざかりませんでした。
22:24 私は主に対して全き者。
自分の咎から身を守ります。
22:25 【主】は私の義にしたがって顧みてくださいました。
御目の前の、私のきよさにしたがって。
22:26 あなたは、恵み深い者には恵み深く、
全き者には全き方。
22:27 清い者には清く、
曲がった者にはねじ曲げる方。
22:28 苦しむ民を、あなたは救われますが、
御目を高ぶる者に向け、これを低くされます。
22:29 【主】よ、まことにあなたは私のともしび。
【主】は私の闇を照らされます。
22:30 あなたによって、私は防塞を突き破り、
私の神によって、城壁を跳び越えます。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ダビデは、報い、償いをして下さった神様を賛美しています。信仰によって生きると、神様は必ず報いてくださいます。神様はダビデの人生を空虚なものにせず、むしろ溢れるばかりに祝福されました。「主は、私の義にしたがって私に報い、手のきよさにしたがって顧みてくださいました。私は主の道を守り、私の神に対して悪を行いませんでした。主のすべてのさばきは私の前にあり、主の掟から、私は遠ざかりませんでした。私は主に対して全き者。自分の咎から身を守ります。」(21-24)。
ダビデは適当に生きることも、感情に流されることもせず、どんなに苦しくても守るべきことを守りました。サウルに追われ、逃亡生活を余儀なくされても、彼を非難しませんでした。自分を殺そうとするサウルを殺せる絶好の機会を得た時でさえ、神様の主権を認め、耐え忍びました。アブサロムの謀反で荒野へ逃れる自分に呪いの言葉をかけたシムイも赦し、手をくだそうとした部下を制しました。心の内をご覧になっておられる神様に委ね、主の道を守ろうとしました。当時は何の報いもないように思われましたが、神様は呪いに代えて幸せをもって報いてくださいました。
神様は恵み深い者には恵み深く、全き者には全くあられ、きよい者には、きよくあられ、曲がった者には、ねじ曲げる方です。神様を信じて御前に生きると、損することは決してありません。そのため、ダビデはより一層自信をもって言います。「あなたによって、私は防塁を突き破り、私の神によって、城壁を飛び越えます」(30)。主の道を守り、報いてくださる神様を私たちも体験できるように祈ります。
祈り:主よ、私たちを愛してくださり、愛する子であるイエス様を十字架にかけることによって私たちの罪と咎を赦してくださった愛に感謝します。どんな状況であっても主の愛のなかで生きるように助けてください。
一言:私の義にしたがって私に報い
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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