□12月2日(月)
地上のあらゆる民が主に祈るための神殿
列王記第一8:41-66(43)
日毎の糧
ソロモンは、外国人であっても神殿に向かって祈るなら、祈りを聞いてくださるようにと求めました。神殿は、イスラエルの民だけの専用物ではありません。イエス様も神殿を指して、「全ての民の祈りの家」と言われました(マルコ11:17)。神殿は、全ての民が全ての民のために祈る神様の家です。私たちは自己中心的で自分たちの問題の解決のためばかりに祈りがちです。しかし、あらゆる民のために祈ることが神様の御旨です。
ソロモンはまた、戦場に出ている人々が神殿に向かって祈るなら、答えてください、と祈りました。私たちは日々、戦場を彷彿させるような世の中に生きています。一日を始める前に神様に祈るなら、神様が私たちを助け、勝利に導いてくださいます。主の民が罪を犯し、捕虜として連れて行かれた国で、悔い改めて祈るなら、聞いてくださり、憐れみを施してくださいます。神様は、鉄の炉のようなエジプトの地からも、主の民を導き出されました。主は、どんな強大国からも、助け出してくださいます。
最初は立って祈っていたソロモンも(22)、今は、ひざまずいて、手を天に差し伸ばして祈りました(54)。これは、神様に対する謙遜と完全な従順を意味します。また、それまで民のためにとりなしの祈りをしていたソロモンが、今は、神様の側に立って民を祝福して祈ります。神様は、ご自分の民と交わされた約束を全て成就されました。ソロモンは、神様が続けてご自分の民と共におられることを祈りました。また、民も神様の御言葉に聞き従う生活をするように祈ります。
祈り:主よ、自己中心的な私を赦してくださり、あらゆる人のために祈る神のしもべとなるように助けてください。
一言:あらゆる人と国のために祈ろう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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