□12月6日(金)
ソロモンに敵対する者たち
列王記第一11:14-43(14)
日毎の糧
神様はソロモンに敵対する者たちを起こされました。ダビデも晩年にはアブシャロムとアドニヤのような敵対勢力に苦しめられました。これは、罪に対する懲らしめでもありますが、主の御前にひれ伏すようにさせる神様の愛でもあります。ダビデはその訓練を立派に受けましたが、ソロモンに関してはそのような記録は見当たりません。
一番目の敵対者ハダドはエドムの王の子孫で、かつて将軍ヨアブによって同族が断ち滅ぼされた時、かろうじて生き延びた人でした。彼はエジプトに行ってファラオに愛され、王妃の妹を妻として迎えることができました。ところが、彼は自分の国に帰ってソロモンに敵対する者となりました。二番目の敵対者はアラムの王になったレゾンです。三番目の最大の敵対者はヤロブアムです。彼は手腕家で誠実なソロモンの家来として、ミロと町を建設する時の管理者でした。そんな彼がアヒヤの預言を受けて自分が王になることを知り、ソロモンに敵対する者となりました。ソロモンはヤロブアムを殺そうとしましたが、彼はエジプトに逃れ、ソロモンが死ぬまでエジプトにいました。
ソロモンは彼に逆らう国内外の敵対者たちと戦い、彼らを追いかける晩年を過ごし、人生の幕を閉じます。神様を恐れ敬い、主のおきてに従っていた時は、全世界が驚いて褒め称える知恵ある王となりました。しかし、神様から離れて外国の女たちに従って偶像を拝むようになった彼は、生涯、敵対者たちのため苦しまなければなりませんでした。残念ながら、イスラエルの王座にソロモンを置いておられていた神様の御心を悟ることもありませんでした。
祈り:主よ、私が祝福のみなもとが神様であることを信じ、祝福の時に、さらに神様を恐れ敬い、聞き従う者であるように守り助けください。
一言:神様に敵対すれば、全ての人が敵となる
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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