□12月10日(火)
新しい霊を授ける
エゼキエル書36:1-38(26)
日毎の糧
イスラエルの山々は異邦人に荒らされ、踏みつけられました。異邦人はイスラエルの不幸を見て喜び、嘲りました。神様は、ご自分の民を荒れ果てさせた異邦人に向かってさばきを告げます。反面、イスラエルに対しては回復を告げます。神様はイスラエルの民が自分の地に帰って来るようになると言われます。神様の恵みによって町々には人が住みつき、廃墟は建て直されます。人と獣も増えます。
なぜ神様はイスラエルに恵みを与えてくださるのでしょうか。それは、恵みを受ける資格が彼らにあるからではありません。聖なる神様の御名のゆえです。異邦人は、イスラエルの神は自分の民さえ守れない神であると思いました。しかし、神様は偶像崇拝によって汚れたイスラエルを裁いた後、神様の栄光のために再び彼らを回復させてくださいます。神様はイスラエル人を諸国の民の間から連れ出し、すべての国々から集め、彼らの地に連れて行かれます。そして、きよい水を彼らの上に振りかけ、すべての汚れと偶像の汚れからきよめてくださいます。彼らに新しい心を与え、彼らのうちに新しい霊を授けられます。神様の霊は私たちから石の心を取り除き、肉の心を与えます。堕落した人間の心は、神様に対して石のようにかたくなな心を持っています。堕落した人間は、神様を喜ばせるより自分の欲に従います。神様から離れて神様と交わることを喜びません。ところが、神様が新しい霊を授けてくださると、肉の心のように柔らかい心を持つようになります。神様が新しい霊を授けてくださると、喜んで神様の御言葉に従う人になります。環境や条件を変えるより大切なことは、心が変わることです。かたくなな心が柔らかい心に変わり、自ら進んで神様に従う人になることです。神様が新しい霊を授けてくださると、そのような変化が起こります。
祈り:主よ、イエス様の血潮によって私をきよめ、聖霊様を授けてくださり謝します。石のような私の心を取り除き、喜んで主に仕える肉の心に変えて下さい。
一言:主の霊が私を変える
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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