□7月29日(火)
主を尋ね求める者
歴代誌第一16:1-11(11)
聖書本文
16:1 人々は神の箱を運び込んで、ダビデがそのために張った天幕の真ん中にそれを置き、神の前に全焼のささげ物と交わりのいけにえを献げた。
16:2 ダビデは全焼のささげ物と交わりのいけにえを献げ終えて、【主】の御名によって民を祝福した。
16:3 そしてイスラエルのすべての人に、男にも女にも、それぞれ、円形パン、なつめ椰子の菓子、干しぶどうの菓子を分け与えた。
16:4 それから、レビ人の中のある者たちを任命して【主】の箱の前で仕えさせ、イスラエルの神、【主】に向かってその御名を呼び、告白し、賛美するようにした。
16:5 かしらはアサフ、彼に次ぐ者は、ゼカリヤ、エイエル、シェミラモテ、エヒエル、マティテヤ、エリアブ、ベナヤ、オベデ・エドム、エイエル。彼らは琴や竪琴などの楽器を携え、アサフはシンバルを響かせた。
16:6 祭司ベナヤとヤハジエルは、ラッパを携え、常に神の契約の箱の前にいた。
16:7 その日、その時、初めてダビデはアサフとその兄弟たちを任命して、このように【主】に感謝をささげさせた。
16:8 【主】に感謝し、御名を呼び求めよ。
そのみわざを諸国の民の間に知らせよ。
16:9 主に歌え。主にほめ歌を歌え。
そのすべての奇しいみわざを語れ。
16:10 主の聖なる御名を誇りとせよ。
【主】を慕い求める者たちの心よ、喜べ。
16:11 【主】とその御力を尋ね求めよ。
絶えず御顔を慕い求めよ。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ダビデは神の箱を天幕の真ん中に運び、神の前に全焼のささげものと交わりのいけにえを献げました。その後、主の御名によって民を祝福し、一人ひとりに菓子を分け与えました。また、特定のレビ人たちを任命して主の箱の前で仕えさせ、主を覚えて感謝し、ほめたたえるようにしました。
ダビデは歌を通して、主が行なわれた全ての奇しい御業を国々の民に知らせ、主の聖なる御名を誇りとするように呼びかけています。神様は、イスラエルに数々の奇しい御業を成され、今に至るまで真実に導いてくださいました。この事実を覚えて主の聖なる御名を誇りとする時、感謝と賛美に包まれます。ダビデはこの事実が世界中に伝えられることで、全ての人が、生きておられる神様、救い出してくださる神様を仰ぎ見て、主のもとに戻って来ることを願いました。
次に、ダビデは三つのことを求めるように言っています(11)。一つ目は、主ご自身です。私たちが心から切実に主を慕い求めれば、喜びが湧き出ます。この世が与える喜びとは比べものになりません。二つ目は、その御力です。私たちが尋ね求める神様は、不可能なことは一切ない全能の神様です。どのような状況であっても、御力を尋ね求める者に、神様は知恵と力を与えてくださいます。三つ目は、御顔です。主の御顔、そのうるわしさ、そのきよさ、その優しいまなざしを見つめ続けるなら、その輝きによって私たちも輝くようになります(詩篇34:5)。絶えず御顔を尋ね求めて生きる人は、どんな試練の中でも、圧倒的な勝利者となります。
祈り:主よ、私たちを愛し、真実に導いてくださっていることを感謝します。ただあなたを慕い求め、あなたの御言葉を愛する者として生きるように、どうか助けてください。
一言:主を尋ね求めます
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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